先日、彼女と4泊5日の旅行へ行ってきたのですが、上の写真のように大きめのキャリーケースを持っていきました。これが非常に良かったので、感じたことなどを言語化しておきます。
使っているキャリーケース
ぼくが所有しているキャリーケースは、Karrimor(カリマー)というメーカーのAirportPro70というシリーズです。数字からお察しのように、容量は70L。
今のところあまり出番はないですが、このようにリュックとして背負うこともできます。
このように本体前面がベロンっと開くので、中身が確認しやすい。一般的なスーツケースのような横にガバッと開くタイプではないため、ホテルなどで幅を取らないのもメリット。
レビュー記事もあるので、よかったら参考にしてみてください。
大きめのキャリーケースで旅することを勧める理由
今回、このキャリーケースを使用してみて感じた「大きめのキャリーケースで旅することのメリット」は、身軽になれると言うこと。
大きめのキャリーケースを持っているのに身軽ってどういうことだよと思われるかもしれません。なんなら「リュック一個で旅する」とか「カバン一つに全てをまとめる」みたいなパッキングも流行ったりしていました。ぼくも実践してみましたが、一つにまとめるということは「常に全荷物を持っていること」になります。それは果たして身軽なのか?とあるとき思ったことがきっかけで、今回はあえて大きめのキャリーケースを採用してみました。
大きなキャリーケースは預け入れてしまえばいい
例えばこれは行きのミニバンの車内ですが、リュック一つにまとめていたら狭い足元にリュックを置いて何時間も移動することになります。とてもしんどい。ところが大きめのキャリーケースを預け入れてしまえば、手元には貴重品を入れた小さめのカバンだけで乗り込むことができます。途中のトイレ休憩等でも、置き引き防止のために全部持って乗り降りしなくていいし快適。
こちらは帰りのミニバンの足元。同様にキャリーケースは預けてしまっているので、20L未満のリュックだけ。足元が狭くならず数時間の移動も足の置き場に困りません。
もしカバン一つに必要なものをまとめようとすると、どうしても30〜40Lのリュックになってしまい、足が窮屈になります。荷物をコンパクトにまとめたはずなのに自分が苦しむ。だったら割り切って、貴重品以外の全てをまとめて預け入れてしまった方が、陸路だろうが空路だろうが移動が楽になります。
大きめのキャリーケースは大抵のホテルの場合、スタッフの方が部屋まで運んでくれます。写真のようなワイルドな運び方に限らず、専用の台車に乗せて部屋まで運んでくれたりして楽ちん。
今回は前半と後半で部屋タイプを変えたのですが、部屋を変える日の朝に「もし日中出かけるなら、荷物をまとめて置いてくれたら私たちで新しい部屋に移動させておくよ」ということも提案してくれて助かりました。
ぼくらは日中の観光に必要なものだけ持って、身軽に移動ができました。これもまたリュック一つにまとめていたらできなかったことです。
転がせるって大事
同じ理論でいくと、大きめのバックパックでもいいじゃないかとなります。ぼくも昔はキャリーケースよりバックパック派だったので大きなバックパックを使っていたこともありました。
ただやっぱり、全ての持ち物が入った大きなバックパックを背負って移動するのはなかなかしんどい。キャリーケースも不便な場所はあるし、背負っていれば両手が空くというメリットもありますが、ずっと背負って長距離移動は楽じゃないです。
大きめのキャリーケースを持って旅する際の注意点
いいことばかり書かないで、気をつけた方がいいことも書きます。
移動の合間はやはり気を遣う
便利とは言っても、やはり目的地に着くまでは扱いに気を使います。その辺に置いておくと、通行人の邪魔になるし、大小問わず目を離すことはできないからです。
大きいからと言ってアレもコレも詰め込まない
旅行中はなんだかんだ自分で荷物を積み下ろしたり、あげさげしたりすることもなるので、できれば軽い方がいいことは間違いない。
大きめのキャリーケースを持っても、詰める荷物は必要最低限にとどめてできるだけ余白を作っておくと旅行中の自分を救ってくれます。あとお土産など持ち物が増えても安心。
まとめ
ということでいろいろ思うところもあるかと思いますが、個人的には大きめのキャリーケースを一個持っておく旅スタイルはありだなと思いました。これまではいかに小さいカバンに一つにまとめられるかが身軽さだと思っていたけど、まとめきれずに中途半端な大きさのカバンを常に持ち歩く羽目になるなら割り切ってキャリーケースという選択肢もいい。あと小さな荷物を細々と複数持つのも管理に気を使うので、しばらくは大きめのキャリーケース+小さめのカバンというスタイルで行ってみようと思います。
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