プノンペンで約2週間の滞在をしていました。最初は大浴場付きのホテル「東屋」にいたのですが
- THE ビジネスホテルって感じで閉塞的
- ずっと外食は飽きるし胃が疲れる
- フードデリバリーサービスは遅い、冷めてる、中身が傾いているなどであんまり使いたいと思えなくなった
などの理由から「東屋ホテル自体はいいけど、長くいるのはしんどいね」ってことで、自炊ができて風抜けのいい部屋へ移動しましょうってことになりまして検索。AirbnbでヒットしたS21というブティックアパートがドンピシャでした。
プノンペンで見つけたAirbnb物件「S21」
こちらです。カンボジアでよく見かけるような一室をリノベーションしてちょっぴりおしゃれな空間になっています。床はコンクリート打ちっぱなしでクールなのに、壁や天井は真っ白で明るくていいです。
反対側からのアングル。玄関入ってすぐ左手のところに靴箱と机があり、アメニティ類やハウスルールが書かれたコルクボードが置かれています。普通にパソコン作業ができるくらいの広さで嬉しい。
ベッドです。ダブルベッドくらいのサイズなので、普段もっと広いベッドで寝ているカップルや夫婦には「ちょっと狭いね」って感じるかもしれませんが、だからと言って狭くて寝苦しいか?と言われるとそんなこともなく朝までぐっすりでした。狭いと感じる人たちにはいい機会なので「いつもより近いねー」とかなんとか言いながらくっついて寝汗MAXでとろけてみてください。寝てマットレスの硬さも柔らか過ぎずに好みの範囲内。
ベッドに寝転びながら真正面(玄関入って右手)に見える木の扉をスライドさせるとバスルームです。シャワーは東南アジアでよく見かけるタイプの給湯器付きシャワー。
水量の調節幅が広くてMAXに開くとまあまあな水圧ですが、出てくる水がものすごく細いので、刺激に慣れていない部分の肌とかはちょっと痛いかもしれません。それに湯量が増えると温度も下がるので真ん中くらいで様子見ながら好みを見つけるといいのではないでしょうか。
ぼくは早めにこれに気づいていい感じの湯量と温かさのバランスを見つけましたが、彼女は毎回MAXに開いていたので「水圧強いのはいいんだけど全然温かくない!むしろ寒い!!!」って言いながら出てきていました。
シャワースペースの背面にはトイレと洗面台。トイレットペーパーが備付分しかなくて、ホスト(大家さん的な人)も近くにいるわけではないのでどうしようか迷いましたが、いちいち連絡するのもダルかったので近くの商店で買いました。長期滞在する人はどこかで買うか、Airbnbのメッセージとかで補充してくれるのかを聞いてみるといいかもしれません。
室内には小ぶりな冷蔵庫もあります。飲み物冷やしたりするのに便利。
そして部屋の奥の扉を開けるとここ。今回この物件を選んだ一番のポイントです。気持ちのいいバルコニーキッチン。
IHの調理台が一口と簡易的な調理器具、急速急騰できる電気ケトルがあります。包丁は写真のまな板に載っているような果物ナイフみたいなのしかなかったので、我々で買って寄付してきました。そんな我々が今狙っている包丁はこちら。
バルコニーキッチンへ出て左へ曲がるとこのようなベンチスペースがあります。バルコニー全体が広々としていていい。将来の「こんな家にしたい」というアイディアに加わりました。
ベンチ側から見た景色です。ベンチの背もたれ側には広めの池があってメダカみたいな小魚がいっぱい泳いでてなんか風情があります。ここで読書したりコーヒー飲んだりボートしたりしました。自然が多いのは嬉しいことですが、自然があれば蚊もいるので虫よけは必須。
プノンペンのおすすめAirbnb物件「S21」の外観とチェックイン方法
こちらがこの物件の入り口。場所は観光名所の一つでもある「トゥールスレン博物館」のあるストリート113。113に垂直に交わっているストリート292と300の間にあります。目印になりそうなHAIR STUDIOとサトウキビジュースの屋台です。
サトウキビジュース屋台を構えているお姉さんの横にある小さな扉を開けて中へ行きます。
門を開けるとこのような民家。奥の階段を登るとゲストルームになるのですが、一階は別でカンボジア人家族が暮らしている模様。ぼくらがチェックインした時はここに数名の人々がいて「あれ?ここでいいのか?勝手に人んち入った?」とか思ってしまいました。向こうも慣れているので目が合ったらニッコリ微笑んでくれて安心。
階段を登ります。階段の幅も足場の幅も狭いので大きなスーツケース持っている人はちょっと大変かもしれません。
登った先の案内板。左手は共用のランドリースペース。右手がゲストルームです。
ランドリースペース。日本製の洗濯機でした。ハンガーも多めに置かれているので、他の滞在者と奪い合うことにはならなそう。ゴミもここに出せばOK。
こちらがゲストルーム前のロビー。全部で4部屋。
Airbnbで予約するとホストから「あなたの部屋は1番だから、1のキーボックスを開けて部屋に入ってね。キーボックスの暗証番号は「〇〇〇〇」と連絡が決ます。言われた通りに開けて、出る時は同じ番号のキーボックスに戻したらOK。
プノンペンのおすすめAirbnbS21のその他
特記すべきことは2点あって1点目は水。滞在途中に彼女が「なんか水道が鉄臭い感じあるよね…」と言い出しました。それまで気にせずに水道水を沸かして調理したりコーヒー飲んだりしていましたが、人に言われるとなんかそんな気がしてきたので口に入れるものは別途飲み水を用意。毎回買いに行くのだるいので、フードパンダで注文。便利。
2点目は猫。ペットの連れ込みは禁止と書かれていましたが、近所の黒猫の散歩や休憩コースとなっているようで頻繁に遊びにきてくれてハッピー。
にゃーん
まとめ
ということでプノンペン滞在に利用したAirbnb物件の紹介でした。滞在が2週間ほどあったのであれこれ見たくて途中で引っ越しを考えていましたが、居心地良過ぎて結局ずっと滞在。宿泊代は1泊20ドルくらいだったので、長期滞在者にも優しい値段。通りに面しているものの比較的静かだし、徒歩圏内にいろいろあってアクセスも良く立地条件も最高。
ちなみにAirbnbに4部屋とも掲載されていますが、今回泊まった部屋が個人的にはドンピシャでした。自分らは自然&自炊環境が大事という発見もあり、次回以降の旅の宿決めに良い影響を与えてくれそうな滞在になりました。これからはプノンペン行きたい時に1〜2週間程度ここを抑えてシェムリアップとプノンペンで二拠点暮らしをしたり、プノンペンから各地方へ行ってみるのも完全にあり。
- 自然ぽいところで静かに過ごしたい人
- 自炊したい人
- プノンペンのBKK付近にアクセスしやすさ求めている人
- ホテルではなく現地の生活を感じたい人
などにはおすすめです。プノンペン滞在の参考にしてみてください。
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