先日ちょっとおもしろいことを聞きまして
- ぼくら人間が持つ「意識」というものは主体的に得られるものではない
- 目の前の物事(刺激)に対して生まれた感情や想い(反応)を後から意味付けしている
- 要するに自分の感情は自分で決めている
という仮説をいただきました。これを専門的には「受動意識仮説」というそうですが、これを聞いて「確かにそうかもしれん」と思いました。
自分の感情に気付こう
ぼくは昔から簡単に感情を突き動かされる生き物で、よく言えば素直なんですが普通に言ったら喜怒哀楽の激しい人間です。
- Amazonを徘徊中にほしい!!!と思ったらすぐポチるし
- 猛烈な空腹時に外食すると目では「全メニューください」ってなって自我を抑えるの大変だし
- やっすい挑発にもすぐ乗っかってカッとなったりするし
- きれいなお姉さんが通ったら簡単に目で追いかけたり
します。
先ほどの「受動意識仮説」とはこういった反応があった時に
- ものすごく衝動買いしようとしている!物欲の塊め!
- 性懲りも無く腹がはちきれるくらい食べる気だ!この豚野郎!
- また人の発言で腹立ててる!本当にお前は雑魚だな!
- あ、俺またあの人のことをちゃんといたらしい目で見てる!正常な男の思考だな!
と言った第三者目線で自分の感情に気づくこと。
で今こうやってまとめながら「なるほど、俺は本当に後先考えないでよくで生きている人間だな」って自分のダメさを痛感していることを身を以て感じています。これも多分受動意識仮説。
自分の感情を自分で決めよう
で、こうした自分の感情に気がつけると自分で感情を決められるようになります。今まで反射的に決めていた感情に気がつくことで思考する時間や言語化する時間が生まれるからです。これは実に素晴らしいことで、特にマイナスな感情や行動が生まれにくくなります。
- なぜそんなにも物欲が駆り立てられているのか
- 暴飲暴食に走ろうとする原因は何か
- 他人の言動に腹がたつのはどういう時か
一旦第三者目線で「なんでそんなことを考えたか?」という視点を持って自分を見て「あ、俺は今こう思っているんだな」と自分で感情を決めた方が絶対楽しい世の中になる。そう思いませんか?
例外的にきれいな人がいたら理屈なく振り返ります。超反射的。無意識の境地。むしろ振り向かないとか美人に失礼。
思慮深くなろう
あと、自分の感情を決めるようになると思慮深くなれると思います。なぜなら出来事に反応した自分の感情を処理するために言葉を使うからです。
「何を見て、何を感じて、どう考えているか」
これが言語化できればあとは簡単です。言語化された自分の状態に自分で感情を決めて、より良くなるために行動に出る。たったこれだけのことで目の前はもっと明るくなると思います。
話の落とし所がわからなくなりましたので、最後にアイキャッチ画像を置いておきます。富士山みたいな不動心で生きていけたらいいですね。
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