ブログのPV数や収益を伸ばしたければ、こまめな検索順位のチェックが必須です。
狙ったキーワードで上位表示されているかの確認をすることで、適切な解決策が求められるからです。
ブログが伸び悩んでいる人ほどPV数やアフィリの売り上げばかり気にして、そもそもの検索順位をチェックしていない傾向にある気がします。ぼくがそうでした。
とは言え、書いた記事を全て手動で管理していたらそれだけで日が暮れます。
この記事では検索順位チェックの必要性をお伝えしながら、後半では検索順位を調べるためにおすすめの便利ツールを紹介しています。
ブログ記事の検索順位を調べるメリット
ブログの検索順位をこまめにチェックする1番のメリットは「記事の状態を客観的に把握できること」ですね。
主観をシャットアウトできる
ブログの記事を書く場合にもそうですが、データ解析の場合には特に主観は不要。
検索順位チェックツールを使うと、主観を取り除いて冷静な分析ができます。
自分の中では「よく書けている記事」だとしても、他人に読まれる可能性がなければそれは「意味のない文字列」だからです。
- 人に見つけてもらいやすい状態であるか?
- 違うのであれば必要な改善策は何か?
- もっと読者に読んでもらいやすくする工夫はできないか?
主観を除けば、人のためになるための行動のきっかけが生まれ、サイトはより良いものになります。
書いた記事の答え合わせができる
「キーワードを選んで書いたはずなのに伸びない」という場合には、答えが間違っている可能性がありますね。
キーワードとは読者の疑問なので、その疑問に対する答え(記事のタイトルや内容)が違っています。
算数の問題に例えたら、計算ミスはしていないかもしれないけど、そもそも当てはめる公式を間違えているパターン。
ここに気がつかないと、この先の問題も全て公式を間違えたまま解き続けます。
計算ミスはしていないのだからもったいない。
そのキーワードで検索した人と、そのキーワードで記事を書いた自分にズレが生じているのでその誤差を埋めれば解決できます。
問題解決のための具体案を考えやすい
検索順位を具体的な数字で把握することで、改善速度も上がります。
- 自分の書いた記事が何位にあるかもわからない:対策もできないし変化してもよくわからない
- 自分の書いた記事が30〜40位あたりをウロウロ:自分より上位表示されている人たちの記事にあって、自分の記事にないものとは?→気づく→とりあえず20位以内を目指そう
と言った感じ。
上位表示されない記事を書いたとしても、客観視できているかどうかで未来が雲泥の差。
検索順位が全然上昇しない記事を書くことがダメなのではなく、その数字から学びがない状態がダメな状態です。
仮に検索順位で上位をとれていても、なぜそうなったのか?を考えないとその結果はたまたま。
記事を書く度に順位は神頼みなので、本当のSEO対策とは言えません。
余談:数字に弱いということ
たまに「私、文系だったので数字に弱いんですよね」という人がいますが、それは逃げです。
文系だろうが自分にとって必要な数字には、大体慣れます。
高校生の頃の数学の期末テストで6点を叩き出した体育会系のぼくでも慣れました。
やれば、慣れる。
数字に弱いということは「物事を正確に捉えることが苦手」と言い換えられるとも思っていて、つまり、数字の弱い人が書いた記事にはそもそも信憑性があるのか?ということも言えます。
ブログの検索順位チェックは数字に弱い人にとっては、強くなるチャンス!!!
ブログ記事の検索順位を調べるデメリット
一方でデメリットは何かあるか?というと主に以下の三点。
- 手動でやると手間がかかる
- ツールを使うと誤差が出る場合がある
- 調べるだけでは順位は伸びない
手動でやると手間がかかる
当たり前ですが、手動でやったらとてつもない時間がかかります。
仮に記事が100本あるとして…
キーワードをブラウザで手入力→発見→Excelなどに順位を記録→これを100回→もうすぐ今日が終わる〜→やり残したことはないかい?
これを毎月やったとしても、その間にも記事数は増えていくわけなのでとても非効率的ですね。
ツールを使うと誤差が出る場合がある
そんな非効率的な作業は、機械にお願いしてしまえば良いのですが、機械にもたまにミスはあります。
ミスと言っても機械上では4位と言われていた記事を実際に調べてみたら6位だったとか、その程度です。
機械上は1位ですよって言われているのに、実際には50位にも入っていないとかそんな上げて落とすみたいな誤差はないので全然問題ない範囲です。
調べるだけでは順位は伸びない
デメリットというか当たり前のことですが、念のため。
どれだけ性能や評判のいいツールを使って、欠かさず順位チェックをしたとしても、それだけでは順位は上がりません。
あくまで「順位チェック」なので、その結果から、必要な対策を考えて必要な改善が必要。
ブログを始めたばかりの初心者であれば、SEOなどの基礎知識が必要になります。
ブログ記事の順位を調べるためのおすすめの検索順位チェックツール
ここからは、おすすめの検索順位チェックツールを紹介します。
検索順位チェックツールをおすすめする前提
世の中にはこういった便利ツールがたくさんあるのですが、多数紹介しても「…結局何が良いのかわからん…」となったりします。
なのでこの記事では…
- 記事やキーワードの順位を確認しやすい
- その変動具合を自動で更新できる
- 変動結果を一眼で把握しやすい
- 手ごろな価格で使いやすい
ものに限定して紹介します。
- GRC
- BULL
- Rank Tracker
GRC
検索順位チェックツールと聞いて、一番最初に思い浮かぶ人も多いかもしれません。
- 初心者でも使いやすい簡単操作:ありがたい
- 豊富な料金プラン:ありがたい(ただし途中でプランを変更すると残りの契約期間は破棄)
- 順位自動チェック:毎日決まった時刻に順位の変動をチェックしてくれる
- 上位追跡機能:調べたいキーワードの上位100サイトの順位をチェック(アルゴリズムの変化やリライトに備えやすい)
- 無料版あり
といったメリットがあります。
デメリットは決済方法。
月払いと年払いが選べて月払いの倍はPayPal払い、月払いより2ヶ月分お得に使える年払いはなんと銀行振り込みのみ。
あとMacユーザーは使えません。
Macユーザーは後述しているRank Trackerにしましょう。
BULL
- クラウド型なのでソフトのインストール不要:ストレージギリギリの人にはありがたい
- PCを起動しない日も完全自動で順位チェックしてくれる:ありがたい
- 社内やチームメンバーとデータ共有可能
- 月額1,100円〜
- 二週間の無料体験あり
デメリットは登録できるキーワード数の少なさ。
一番高いプランで申し込んでも、キーワード上限は500。
記事を量産するタイプのブロガー、アフィリエイターにはちょっと不向き。
Rank Tracker
- 操作が簡単:ありがたい
- 自動で順位チェック:決めた時間に毎日チェックしてくれる
- キーワードやサイトの登録が無制限:最高
- 分析が正確でエラーが少ない:本当たまにバグが出るけどほぼ気にならないレベル
- 強豪サイトのキーワードもわかる:サイトを強化するヒントが得られる
- 無料期間あり
- 124.75ドル/年
デメリットは公式HPが英語なので、苦手な人にはちょっと抵抗あるかもしれませんが多分大丈夫。
高校生の頃の英語の期末テストで14点を叩き出したぼくでも登録できました。
ちなみに決済を二度してしまうという過ちがありましたが、無事返金されました。
検索順位チェックツールを有料で使うことに関して
お金を払ってまで順位チェックをすることに抵抗がある人も多いと思いますが、多分これは本気度の問題。
なるべくお金をかけずに思い通りの成果が出せたらそれは最高かもしれませんが、お金をかけたら時間や労力をかけずに成し遂げられることもあります。
そして、多分世の中はある程度自己投資した人たちに優しい世界。
支払う時は躊躇することもあるかもしれませんが、そもそも検索順位を上げる目的は何ですか?
おそらく多くの人が「ブログで稼ぎたいから」なのではないでしょうか。
それなら稼げばすぐ取り返せる金額です。
自分を伸ばすためのツールを節約して、間違った方法でやっていても自分を苦しめるだけ。
さっさと自己投資してブログを頑張ったらすぐ回収できる金額です。
まとめ
ということで今回は
- ブログ記事の検索順位を調べる必要性と
- そのために便利な検索順位チェックツール
をまとめました。
PV数も大事ですけど、PV数を伸ばすためには順位を上げることです。
PDCAをぶん回して、良きブログライフをお過ごしください。