1ヶ月くらい前からカンボジアにやってきたユウトが1ヶ月のビザの期限が迫ってきて、残るか帰るかをいろいろ考えた後に一旦帰国を選びました。「じゃ帰る前にやりたいことはないか?」と聞いたところ「あの…なんでしたっけ?去年世界遺産になったところ…あそこ行きたいです」とお前本当に行きたいのかって突っ込みたくなる知識量で懇願されました。
サンボープレイクックへ行こう
ユウトが言っていたのは2017年夏に登録されたカンボジア第三の世界遺産サンボープレイクックです。シェムリアップからはバスで三時間くらい。今回はラリータというバス会社を利用していきました。一人11ドル。
まずサンボープレイクックの名前も出てこないくせに行きたいというので車内で事前学習させることにしました。やる気はありますか?
ラリータのバスでサンボープレイクックまで行けるわけではなくて、シェムリアップとプノンペンの中間地点にあるコンポントムという街で下車をします。バス自体はプノンペン行きなので、自己申告で降りる感じ。ちょうどバス休憩のタイミングなので、通過してしまうことはないと思います。
早お昼を食べて遺跡観光に備えます。以前八木夫婦とコンポントムで仕事した際に通い詰めたThe Third Place Coffeeにて。
カンボジアフードがどれもおいしい。焼きそばやロックラックなどが鉄板で熱せられて出てくるあたりがいい感じ。
コンポントムからサンボープレイクックへ
食事を済ませてカフェの前にいたトゥクトゥクに逆ナンして声をかけました。
サンボープレイクックまで往復20ドルで交渉。片道50分くらいかかるのでのんびりトゥクトゥク旅。
豊かな水田。
カシューナッツ畑。コンポントムの名産らしい。
サンボー地区へ。
チケットブースへ到着しました。
2018年6月からチケット代は10ドルに値上げするそうです。世界遺産効果だ!
サンボープレイクックの遺跡
トゥクトゥク再乗車。
赤土の中をひた走る。
全体の見取り図。なるほど全然わからん。
サンボープレイクックの遺跡は静かで広大な森の中にあります。虫除けをお忘れなく。
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遺跡発見。
祠。
祠の中に差し込む柔らかな光。昔の人たちは雨が降ってきたらどうしていたんだろう?
何かを必死に支えている彫刻。
遺跡。
修復中の遺跡。
守神。
ヨニとリンガ。
がじゅまる。
サンボープレイクックは主となる遺跡が3つほどあって、ドライバーさんは「待ってるからゆっくり好きなだけみてきていいよ」と言ってくれたのでそのようにしました。
市場散策
カンボジアのいろんな土地へ行ったらその土地の市場を見ないと気が済まない人が同行しているので、コンポントムの街の市場を散策しました。
どこで獲れたんだっていうヒトデ。
漢方みたいな乾燥した植物がたくさんあったのが目新しい発見。
体調に異変を感じたらコンポントムの市場で漢方を見繕うといいでしょう。
まとめ
市場の近くのバス乗り場みたいなところでシェムリアップ行きたい旨を伝えて無事に帰りのチケットも確保。乗車まで少し時間があったのでもう一度The Third Place Coffeeに立ち寄ってコーヒーをテイクアウェイ。バスに揺られて帰ってきました。
ということでユウトの卒業旅行的な企画で、弾丸日帰りサンボープレイクックへ。ユウトにどうだった?と聞いたら「楽しかったけど疲れました」だそうです。
日帰りで行けなくはないけど、コンポントムの街に一泊してみるのもおもしろいと思います。シェムリアップから少し足を伸ばして旅行したい人はぜひ。
サンボープレイクックの遺跡や街のことをもっと詳しく知りながら観光したい人は、コンポントムの日本人経営旅行会社napra worksに問い合わせてみるといいと思います。
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