- バイトめんどくさい
- 社員だるい
- どこかいいバイト先ないかな
考えたらわかると思いますけど、あるわけないですよね。「簡単にバックレる人材」が求められている「いい職場」なんかあるわけがない。
アルバイトをバックレる人にとってのいい職場とは
- 怒られない
- 求められない
- 時給が高い
これ見て「こんな職場があったら良さそう」っていう思考になる人はヤバイと思う。
怒られない
怒り方にも寄りますけど、怒られないのもなかなか辛いですよ。怒られるということは
- 言われたことすらできない事実で
- できていないことが明確で
- 成長の可能性がそこにあるから
です。注意されないと嫌な気持ちもしないかもしれませんが、自分はそのままです。スキルも伸びないし人から注意されることの耐性もつかないので、ちょっと言われたくらいでキレやすい人になるかも。せっかく時間も体力も使って働いているのに成長しません。そんなの虚しくないですか?
求められない
仕事のノルマが高すぎるのも確かにきついけど、だからと言って求められない存在もなかなか虚しいものです。求められないということは必要とされていなかったりするので、人件費削減になったら真っ先に辞めさせられる対象になったり、おもしろそうな企画やプロジェクトがあっても参加させてはもらえません。空気みたいな存在。
時給が高い
時給が安いよりはそりゃ高いほうがいいんでしょうけど、経験上、楽して稼いだお金ほど知らない間に簡単になくなります。自分が必死に貯めたお金で買ったものは大事にするけど、親から急にもらったラッキーなお小遣いとか何に使ったか思い出せないものに使ってることありませんか?ぼくは大体ビールに消えていたと思います。
だから時給がよく見えても多分キリがなくて、足りない感覚に追われると思います。感情論ぽくなりますが、頑張って働いて得たものほど使い道は有効。物を買っても体験に替わっても全てが尊い。どうせ働くなら、好きなこととか夢中になれることとかに時間を使ってお金を得たほうが幸福度も上がりませんか?
アルバイトを続けることも才能
最近では「アルバイトなんかしないで自分で稼ぐ感覚を鍛えるべき」みたいな言い方する人もいますが、アルバイトを経験した身からすると別に無駄なことはないです。経験したからこその学びは経験したことない人には一生語れないからです。
何かを継続するという経験
自分で決めた物事を継続したり成し遂げたりするというのは才能の一つです。メジャーリーガーのイチロー選手とかも言っていますが、続けることが一番難しいからです。
辞めたり、投げ出したくなるほど辛いことがあったとしても、それでも続けたことでしか経験値は得られません。自分で決めたことすら続けることができない人が多い世の中で、何か一つのことをやり続けることはかなり貴重な体験です。
辞めてもいいけど辞め方が大事
そういうと「辛いけどやめるなってことか」って言われるかもしれませんがそういうことじゃない。辞めるにしても辞め方が大事。「新卒の会社を○ヶ月で退職」とかってSNSで言っている人もいますが、早く辞めることがダメなのではありません。辞め方が大事。
世の中はうまいことブーメランなので、バックレてもいいやって感覚の人は違う誰かから急にドタキャンされたり裏切られたりすると思います。自分がそれを良しとしてやっているので、他人からされても文句は言えないですよね。
逃げると逃げ癖しか残らない
辛いことから離れることを逃げとは思いません。辛いことから離れることを伝えることが辛いから、何も言わずにバックレることが一番の逃げです。「辞めたいです」っていうと確かにいろいろ気まずいかもしれないし、その場の空気がおかしくなることもありますが、そんなことは一瞬。その一瞬からも逃れてバックレてもあなたに残るのは逃げ癖だけ。ばっくれたってなかったことにはできないのです。
まとめ
- バイトがめんどくさい
- 社員の人が怠い
- いいバイト先ないかな
こういう思考になる時は少なからずあると思います。でも、バックレても何もいいことないです。そして続けることはかなり貴重な経験。しんどいことから逃げずに、経験全てを財産に変えられる生き方ができた方が豊かな人生になると思います。
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