目標があるのに、叶えたい夢があるのに、そのために「頑張ること」がなかなか継続できない。そんなことありませんか?アイキャッチ画像は辛いものを食べ過ぎてお尻が火を噴きそうなため着席を継続できないぼくです。
そんなぼくは野球の練習が大好きでした。大好きだから休みたくなかったし、自分が休んでいる間に誰かが練習していたら・・・と思ったら不安でたまりませんでした。
ですが、そう思えたのは野球そのものが「好きなこと」だったからです。
サーフィンが好きなら、いつまでも海にいたいと思う。
ダンスが好きなら、いつまでも踊っていられると思う。
それと同じだったんです。
人生の中には、「あまり好きではないこと」で努力を求められることもあります。
いや、もしかしたら、その方が多いかもしれません。
ですが「好きじゃないから」という理由だけで、その先にある夢や目標を諦められるなら、「その夢は本気じゃないのかも」とも感じます。
そうは言っても、わかっていても、継続することが可能であれば誰も苦労しないし、わかっているのにやらない自分がいるから、辛くなる時だってあるんです。
ぼくは、夢を叶えるために大切なことの一つは「大きな努力」ではなく、「挫折しない方法を知っているかどうか」だと考えています。
視点を少し変えるだけで、頑張りすぎない、力みすぎない自分のペースとモチベーションで、取り組むことができるからです。
1 やらない日をなくす
「いやいや、それができていたら苦労しないって〜」
「それができないから困ってんだろうが!!」
と言われてしまいそうです。
確かに言葉では簡単だし、ぼくも飽きっぽいです。
一流アスリートたちはこぞって「毎日欠かさずに取り組んできたことが、発揮できました。」というかもしれません。
ですが、継続している内容が、必ずしも難しいことなのか、最初からできていたのか、と言われるとそうでもないと感じます。
誰だって人間だから、サボりたくも、手を抜きたくなる気持ちもあります。
毎日欠かさないための努力は、頑張りすぎないこと。
毎日10km走る!
毎日10時間勉強をする!
いきなりここからやろうとするから、続かないのだと思います。
どれだけ熱意を持って「ダイエットしよう」と思って今日から10km走り出したとしても、明日にはもう全身筋肉痛で、運動どころか日常生活も動くことが嫌になってしまいます。
ぼくが勉強が嫌いで嫌いで仕方なかった頃、やらない日をつくらないために、「1分勉強法」を取り入れました。
どれだけ眠たくても、どれだけ疲れていても毎日1分はテレビを消して、携帯もオフにして、漫画も読まず、テキストを開いて机に座る。
それだけです。たった1分。
最初はタイマーで1分終了の合図を知らせていたくらいでした。
「ぴぴぴっぴぴぴっ」
ってなった瞬間の「今日もやった感」はたまりません。
それが翌日の原動力にもなります。
ただ、いつまでも1分ではあまり上達はないので、3分、5分、10分、30分と徐々に自分のペースで伸ばしていき、最終的には、集中力が切れるまでやってみたら2時間経っていたという感じで、とにかく毎日やりました。
頑張りすぎないことが「やらない日をなくす」コツ。
これはかなり実感しています。
2 成果を求めすぎない
1分勉強法が果たして身になるかと言われれば、1分でできることは限られています。
「どうせやるなら」と成果を求めるのが人間のサガですし、ぼくら人間って即効性を求めがちです。
ですが、夢を叶える最大のポイントは継続力です。
そして、継続するための方法を知っているかどうかなので、いきなり成果を求めることは、あまり意味を持ちません。
そうは言っても試験であったり、大会であったり、外部から締め切りや期限が決められてるものもあるので、目標を達成する日までの期間を逆算して予定を組むことは必要になります。
要は、一番大事な日に成果が出せればいいので、その日まで自分が出せるパフォーマンスの幅を広げておけばいいのです。
3 人に話す
やり始めたら人に伝えると逃げられなくなります。
「俺、毎日これやってんだ!」ってドヤ顔で言ってみましょう。その夢が本気であればあるほど、マジで逃げられなくなります。
試験に落ちる、試合で負ける、これはダサいことでしょうか?
悔しいし、悲しいかもしれませんが、取り組んだ成果です。
何もダサくないし、精一杯やった自分に胸を張ったっていいくらいです。
めっちゃダサいのは
一生懸命取り組んでできなかった人をバカにするヤツ。
そして、自分で言ったことやれないヤツです。
だから、人に言ってしまって、逃げられない自分を無理やりつくるってのもありなわけです。
4 目的を確認する
時折、人は目標を失います。
「何のためにやってるんだっけ?」となってしまう時があると思います。
そのために目的をしっかり振り返ってみてください。
目的とは、目標の先にあるものです。
大学受験であれば、「合格」は目標であって、目的は合格した先で何をしたいか、どうなりたいかです。
目標は時に大きくなりすぎて、自分で立てたはずの目標がとんでもなくデカイ壁にもなります。
「この壁を超えた向こうに、本当に目指すべきものがある」
そう思えたら、取り組む理由が明確なので、モチベーションの維持もスムーズになります。
壁を越えること、壊すことに夢中になりすぎないように、ぼく自身もいつも気をつけています。
5 達成した自分を妄想する
一個前で紹介した、目標と目的に似ている部分でもありますが、「夢」や「目標」を叶えようと思ったら、それを叶えた自分を意識するのが一番です。
「笑っている」とか「祝杯をあげている」だけでなく、目標を達成した自分とはどんな人間なのか?
その未来の人間性と、今の現実を埋めていこうと自分を高めることが、一番やるべきことなのだとぼくは信じています。
ぼくは自分で自分のペースを壊す原因がわかってきた気がします。
「諦めたらそこで試合終了」
「諦めなければ夢は叶う」
だったら、諦めない方法を知ったら、夢は叶うのかもしれません。
まとめ
勉強の途中でSNSが気になっちゃう。
仕事の途中で漫画読みたくなっちゃう。
その気持ちはものすごくよくわかります。
ぼくもそんなことばかりだし。
やらなきゃいけないことあるのにこたつで寝ちゃったり、食べた皿を洗わず翌日に持ちこしたり。
そりゃスマホ触って、漫画読んで、こたつでぬくぬくして、皿も洗わずダラダラしてる方が楽だから、誰しもそっちに流れたくなります。
そう思ってしまう自分が弱いのではないんです。
「頑張れって言うな、頑張っとんじゃい!!」って人ばかりです。
だから、頑張っているのに、思うようにいかない人の気持ちはぼくもよくわかります。
多分大切なのは、努力しようと思って力むことではなく、目先のちょっとした幸せに流されて、夢の価値を下げないこと。
ちょっとだけ頑張ったら、だらけたらいい。
頑張った自分は素直に甘やかしたらいい。
ちょっと手抜きしちゃった自分も許し続けなければ、また走り出す理由も体力も自然とついている。
頑張る力を身につけるより、諦めない方法を知って取り組んだ方が、夢の達成はきっと早い。
自分次第で変えられる世界がある。
ぼくはそう信じています。
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