前回公表したこれまでの30年間の人生振り返りランキング(前編)。今回は引き続き5〜1位を発表します。
第5位:カンボジア・インドへ一人旅
第5位に突入したのはこちら。初の海外一人旅。学校勤務を辞めた翌月からぼくはカンボジア・インドへ一人旅に出た。
もともと海外に興味なんてなかったので
- 英語なんてできなくてもいいし!
- 俺は体育教師になるから!
- 海外とか興味ねぇし!
- 俺が行きたいのは甲子園だから!
とか言っちゃってた。
しかも、海外に出た理由だって最初は教師に戻るために人と違った経験を積もうと思って飛び出しただけでした。履歴書に何か書けんかな〜程度。そのくらい浅い理由でした。
でもこの飛び出しがぼくの人生をまた少し変えた。ことになるんですね今思うと。
第4位:東海道五十三次 京都から東京500kmを歩く旅
もう二度とやりたくないほどしんどかったはずのこの歩く旅。
それでもこの旅が上位ランクインするのは、多分ぼくはこの旅で人の温かさに触れ続け、同時にSNSの怖さも知ったから。
旅の後半からは人にお世話になることの連続で
- 誰かの家に泊めてもらうこと
- 誰かに食事をおごってもらうこと
とかは、もはや当たり前の領域になっていた。
Twitterで「〇〇街道を歩いてます」って呟けば、近くの人が来てくれて差し入れの飲み物をくれたりした。
箱根の山頂で足が動かなくてベンチで寝てた時は、起きたら足元に、「どうかご無事で」と書かれた飲み物とポケットには封筒に入った現金があった。
追い越し際にクラクションで応援してくれる人。
親指を立てて過ぎ去る対向車線のチャリダー。
「あと30km先に妹が住んでるからそこまで歩いて泊りなさい」って言ってくれたおばちゃん。
「応援してます!」っていきなりお会計票破り出して散々好きなだけ飲んだり食べたりしたお会計をなかったことにしてくれた鉄板焼き屋のマスター。
みんな元気かな。ぼくは元気です。
ちなみに「にほんばし」っていうのに「にほんはし」って書いてるのは、川が濁らないようにっていう意味を込めて。
らしいよ!
うりゃ!!
第3位:辞職は突然に!教師の仕事を離れて貧乏生活へ!
- やりたかった仕事をする
- やりたかった仕事を辞める
からの
- 毎月安定して給料をもらう
- 毎月の給料がなくなる
ということを経験した。
もともとビジネス目線をもっていた訳でも独立するつもりで準備してた訳でもない。
ただただ校長室から早く去りたい一心で言っちゃった「辞めます」の4文字。
残ったのはほんのちょっとの貯金と毎月の請求。やばかった。
どうやってお金を得たらいいのか全くわからなかった。とりあえず身の回りのものから売った。
そしたら生き延びた。今もぼくは生きている。
この地べたを這いつくばって生き延びた期間がぼくのそれまでの価値観を壊し、これからの自信を与えてくれた。
第2位:カンボジア小学校建設
「え〜?1位じゃないの〜?」と聞こえてきそうなこのネタは2位!
仕事を辞めてからの3年間。ほぼほぼカンボジアの学校建設のために生きてきた。
クラウドファンディングやものづくりでお金を少しずつ貯めて、自分も同時に生き延びてきた。
2016年3月に完成したカンボジアの小学校「みらいスクール」。
このプロジェクトを通じて出会った人々。この活動中に感じた事、経験した事、気づかされた事、忘れていた事。
そんな全てがまた少しだけ僕を成長させてくれた。
第1位:18歳で地元を飛び出し東京へ!
人生が大きく動き出したのはやっぱりここだったと思う。
あのまま地元で就職していたらどんな人生だったんだろう。
正解なんてないし、どの道を行っても幸せを感じる自信はある。
日本各地から集まった同士はいろんな文化や価値観をもっていた。
野球をやっていたことで繋がり、広がったご縁がいっぱいあった。
目標に向かって頑張る仲間の姿に刺激をもらった。
幼かった18歳のぼくがいた東京はいろんなものをぼくに見せてくれた。
親元を離れて一人で暮らす。
そんな小さな世界の中にも大きな冒険があったり、重要な決断があったり。
とんでもなく心が喜ぶ瞬間があれば、とんでもなくしんどくなることもあった。
これまでランキングしてきた事もここには上げられなかった他の思い出も。
良いも悪いもなくて、その全てが今の僕であるということ。
後悔とかやりなおしたいこととか、挫折とかも考えてみたらその時々でもちろんあったんだろうけど、
その時、思うようにいかなかったことで今の充実があったりする。
全部綺麗に良い思い出なんてそんなはずないけど、今笑えてるのは間違いなく過去の決断と行動の積み重ね。
どんなに小さな事でもその時は大きく感じてしまうもの。
それを自分なりにちゃんと選んで歩いてきた過去の自分とそこに関わってくれた人に感謝してます。
数々のお酒の失敗がありましたが、れはそんな僕達を見守ってくれて、時に厳しく育ててくれたマスターへ。
感謝と追悼の意を込めて。
まとめ
- 第5位 カンボジア・インドへ一人旅
- 第4位 東海道五十三次 京都から東京500kmを歩く旅
- 第3位 辞職は突然に!教師の仕事を離れて貧乏生活へ!
- 第2位 カンボジア小学校建設
- 第1位 18歳で地元を飛び出し東京へ!
以上が30年人生振り返りの後編でした〜。
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