カンボジアでBASECAMP KITCHENというカレーとコーヒーとチーズケーキのお店をやっています、日本体育大学出身の北川勇介です。
今日のテーマは、元運動部員がよそうご飯の「並盛り」の基準についてなのですが、この話をする前にちょっと私ごと。
ぼくは一般的に男子の超成長期である中学時代は全然背が伸びず、常に「前ならえ」では両手を腰に当てていました。中三になってもシニアリーグの中一の後輩の方が大きいやつばかりだった。
そんなぼくの成長曲線のゆるさを見かねた母親が栄養補助食品に選んで来た一品が、なぜかマムシの粉末だったことは今ではいい思い出です。
ただでさえギンギンの中坊がマムシ飲んだらいろいろやばかったですよそりゃ。
そんな話はさておき、ぼくはカラダを強く大きくさせるために、とにかく量を食べてきました。
今回は体育会系人間が飲食店をやってみて思った「たった一つのデメリット」について紹介します。
体育会系人間が飲食店をやるデメリット【一つだけ】
実際にぼくが飲食店というものを運営して見て思ったのはたった一つ。
並盛りの基準がわかんね〜
もうほんとこれに尽きます。
多くの飲食店で出てきそうないわゆる「一般的な量」を自分で皿に盛り付けて見るとあら不思議。
す…すくなくね…?
なんかケチって出してるみたいで、すごく胸がキューってなりました。
人が皆、自分と同じだと思うな
自分が外へ食べに行くときはいいんです。
お腹が空いていて、目一杯食べたい時は大盛りにしたりセットにしたり、二つ食べたりすればいいだけなので。
ラーメン屋に行ったら麺は大盛りだしチャーハンも餃子も食べる。
蕎麦屋に行ったら天丼か親子丼も食べる。
でも世の中には、ラーメンだけ食べたらお腹いっぱいで、チャーハンも餃子もそんなに食べきれないよって人もいる。
むしろ小さめ(少なめ)でお願いしますって人もいる。
自分の食べ方と人の食べ方は違うし、満腹の基準だって違う。
それはわかっているけど、いざ提供するとなると「たくさん食べて満足して帰ってほしいな」って思う分、その満足の「量」は自分基準になりがちになる。
ハンバーグもからあげも焼き魚も、やり初めの頃は「足りないかな〜」って思ってしまいがちだったけど、ほとんどの人は「あ〜よく食べた」って言って帰っていくし、足りなそうって感じる人はあらかじめ大盛りをチョイスする。
さいごに
結果として、設定した提供量は間違っていなかったのだろうと思います。
でも、世の中の求めているそれを見極めるのに、いかに「自分の基準」にはズレがあって、当てにならないか。
その基準はわかっているつもりなだけで、ものすごく曖昧なものなのだということを学んだいい機会でした。
今回は「並み盛り基準」でしたが、世の中のニーズを適切に把握するにはいかにして「主観を削れるか」。
つまりは、いかに他人を思えるかってことだということでした。
カンボジア・シェムリアップへ来たらぜひ遊びに来てください。
来てくれたらうれしくて、ついついお茶碗にご飯よそいすぎてしまうかもしれませんが。
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