2016年1月6日
建設40日目
昨日までに直らなかったぼくのバイクは、クロラニュのモトショップに置きっぱなし。
仕方がないので、ペナン帰りのしゅういちのバイクにまたがって2人で行くことに。
村へ向かう道中、毎朝警察が検問やってるんだけど、いつも当たり前のようにスルー。
今日も普通にスルー。
と思ったら、なぜかその先でもまたやってる。
んで。
笛吹かれて、「ハイ横に寄せて〜」みたいなジェスチャーしてる。
ん?俺たちか?
いや、違うだろ?
あれ、俺たちか?
ってことで止められた。
「なんだ?」って聞いたら「後ろの人もヘルメットを被れ!」とのこと。
1月からカンボジアのバイク事情が厳しくなるのは知ってたけど、さっきスルーで何で今捕まるんだよ。
って文句たれながら下車。
とりあえずしゅういちに迷惑はかけたくないので、ぼくが手続きをすることに。
噂によると1月から罰金が4〜5倍になるって聞いてたで内心ドキドキが半端ない。
で、また同じ説明を受ける。
「後ろの人もヘルメットかぶりなさい。」と。
もう聞いたよ。
「ごめんね、知らなかったんだ。でも仕事に行かなきゃいけないから、家まで取りにいっていい?」
って聞いてみた。
そしたら。
「家にあるのか?じゃいいぞ!」
みたいになった。
あれ?…厳しくない。
とりあえず「罰金いくらだ?」って聞いてみた。
「家にあるならいいよ、行け!」
ってなった。
なんだそりゃ。
でも助かった。
ってことで罰金なしで乗り切った。
カンボジアの警察に対する印象は良くなかったけど、中にはいいやつもいるんだな。いいやつなのか知らんけど。
話せるってほどじゃ全然ないけど、クメール語で少しでもやりとりできてよかったと今日ほど思った日はない。
村に着いたら、棟梁コンビのホンさん・ロムさんがいない。
ポイペトにマシンを取りに行ったとのこと。
今日はソクさん、ムンさん、ユンさん、エレさんの村人カルテッドが話をせずに黙々とやってる。
10時半には昼休みになった。
ゆるすぎる。
ぼくはしゅういちとバイク屋へ。
行ってみたら、バイクが解体されっぱなし。
「明日終わるぞ!」
とバイク屋のオヤジ。
完全に怪しい!
明日まで待っても、絶対また明日って言われる。
って気がしたので、しばらく待ってみた。
そしたら作業が再開した。
あれ?解体されてたバイクがくっついてる!おめでとう。
「もう少し待ってみようぜ」って時に、変な気を利かせたのかソクさんとムンさんの村人コンビが到着。
なんかモトショップのオヤジと話してる。
「ゆすけ、明日だって!」
って言われた。
もう聞いたよ!
「帰ってご飯食べよう」って言われた。
そしたらモトショップのオヤジも手を休めた。
これは待ってたらやるパターンのやつだって確信した。
ソクさんとムンさんをうまいこと言いくるめて返した。
んで、また見張り。
作業再開!
やっぱりね!!!!!(ドヤ顔)
2時間くらい待ってバイクが直った!
やればできるじゃん!!!!!
ってことで明日って言われたバイクを即日ゲット。
やったぜ!
お会計がドル計算じゃなくてリエル計算だった。
109,000リエルだったんだけど、こっちの人は下二桁を削る癖があるのか、1090って書かれた紙が来た。
おいおい、1090ドルはシャレにならんぞってマジで震えた。
109000リエルは大体27ドル。
バラバラになっていたバイクの修理が30ドル以内で収まってよかった。
一安心。
バイク受け取り後はクロラニュの市場の一角の飲食店に突入。
ぼくはヌードルを、しゅういちは豚と卵の煮込み(ご飯付き)を注文。
2人で2.25ドル。
さすが!
村に戻ってからは再び作業。
壁がほとんど出来上がってきた!
後は一番東の教室の入り口近辺だけだ。
年末年始休暇でしばらく抜けていたしゅういちは進具合に呆然としてた。
明日から使うパーツを準備してるしゅういちとソクさん。
と足に何か違和感を覚えてるムンさん。
明日は以前手伝いに来てくれたパクさんとタイで出会ってぼくの話を聞き、その後ベトナムでこれまた手伝いに来てくれたヒロさんと出会い、ぼくの話を2度も聞かされたしょうごさんが登場!
いや〜どこから繋がるかわからんっすね!悪いことできない。
しゅういちのペナン土産のドリアンコーヒーが開封しただけでも臭いのに、飲んだ後げっぷしたぼくの口内は地獄です。
誰か代わりに飲みに来ませんか。
シティゲストハウスの大人気ドライバーのニャンさんは、最高だってグイグイ飲んでたので全部あげました。
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