2016年3月6日
建設89日目
昨日も手伝ってくれたテラを今日も連れて朝から出動。
でも、検閲現場へ行ってみると、なぜか作業は行われていない。
おーい、大丈夫か〜。
ホンさんとロムさん曰く、「建設費用の支払いがされていないから」とのこと。
いや、待て待て。
数日前に払ったぞ。
仲介で挟んでいる通訳のりゅうちゃんに確認しても「払った」とのこと。
ただりゅうちゃん曰く「全額渡し終わると作業をやめてお金を持ち逃げする可能性があるから全部は払っていない。」とも言う。
ホンさんたちの言い分は、その残りの分ももらわないと注文した資材の支払いができないってことだった。
これまで注文した資材と、今後届く予定の資材の支払いが迫っているということ。
その支払いができないから、今日は届くはずのセメントも通気口も届かない。
日雇いで呼んだ村人にも給料払えない。
だから誰も来ない。
だから作業できない。
だから寝る。(いや、そこは意味わからんけどよ)
みたいな感じ。
う〜ん、どっちを信じたらいいんだ?
ホンさんたちの言い分を信じたら、残り数週間で7000ドル分も何買うんだ?って思う。
りゅうちゃん信じたら、工事終わってから渡すお金が3000ドル近くあるってのはそれもそれでどうなんだ?って思う。
もう何を信じたらいいのかわからん。
りゅうちゃん不在の中で電話でのやり取りと、シティのドライバーのソナの通訳で乗り切る。
結局ホンさんは1日動かず。
ロムさんは「サールン(りゅうちゃんの本名)に文句言いに行く!」ってシェムリアップまで行っちゃった。
そんなゴタゴタの中、このおっさんは1人ちゃんと期限を守って頼んでいた雨を流すレールを持ってきてくれた。
屋根の下に取り付けて、屋根から流れた雨を貯水タンクに流すためのレール。
鼻歌歌いながら1人でのびのび作業してる。
ってことで今年の夏休みは貯水タンクづくりとトイレ建設を中心に活動!
みんなまた手伝いに来てね〜!
ぼくらはぼくらで、誰もいないし、やるっきゃないなってなって4人で団結。
こういう時こそピンチはチャンスだと感じる一つ。
目の前のことがパニックの時こそ集団はチームになる。
残ったレンガの積み上げをチーム日本人ですることに。
ぼくと眞紀が上に登ってレンガ積み。
昨日の残りのちょびっとを埋めて。
はるかとテラが下でモルタルづくりとレンガ送りやってくれた。
本当助かった。
要領わかってるはるかと、体力ある男手のテラ。
最高の組み合わせにフォローされて作業ができたよ〜。
時間の兼ね合いから、最後に作ったモルタル分までってことで今日はここまで。
みんな本当にありがとう。
助かりました!
結局、作業中にセメントは届くし、レンガや通気口も届いた。
「あれ?資材ちゃんと届くじゃん!」とか思いながらも、カンボジア人達に対してイマイチ信用を置けなくなっているここ最近。
また明日からも頑張ろう!みんながいるから大丈夫。
追伸
ここ数日、多方面でみなさんにご心配おかけかもしれませんが、大丈夫です。
かならずやり遂げて帰りますんでもうちょいお待ちを。
とか、たまには真面目な追伸でした。