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【さらば】本帰国前のプノンペン2泊3日

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カンボジアでのことをいろいろ切り上げて、いざ日本へ帰る直前の様子。普段暮らしているシェムリアップからではなく、首都のプノンペンからのフライトでした。を飛行機の座席の足元に置いておける航空会社が、この時はほぼプノンペンからしかなかったからです。大五郎くんにとっては初めての大移動でした。

プノンペン1日目

シェムリアップを出る日の朝。前日までに家のあらゆる私物は売ったり譲ったりしたので、自炊が不可。近所のおいしいダックヌードルの店で最後の朝ごはんを食べました。食べながら、これが食べられなくなるのか…とすでに思っています。

その昔、酔っ払った彼女がクーラーボックスにiPhoneを置き忘れて以降、お世話になった近所の商店(翌日顔を見るなり、忘れ物だよって返してくれたいい人)で最後の氷を買います。我が家のコーヒーグッズはほとんど持ち帰るので、自宅でコーヒーを飲む分だけ。

丸3年お世話になった部屋を出ます。いろいろあったけど、いい部屋でした。

新居

自分で買ったいい感じのマットレスといい感じの布団たちは寄付してきました。

ラテックスのマットレス

プノンペンまでは、シティプレミアムゲストハウスでよくお世話になっていたニャンさんに相談したところ、友人のドライバーを紹介してくれて破格のお値段で言ってくれることになりました。チャーターで100ドル。アパートの下まで来てくれて、荷物の積み入れも手伝ってくれました。オークン。

しかも安全運転。走り始めて序盤は、当たり障りのない会話から始まってあれこれ喋りましたが、その後はずっと静かに運転に集中。途中、トイレは大丈夫?とかお腹空いた?とか気にかけてくれました。優しい。

大五郎くんも一緒に乗車。初めての車です。

この日のために買った、機内持ち込み可能の猫用キャリー内でじっと我慢していましたが、途中ちょっと出たくなったのか不安なのかウネウネしていました。

6時間はきついよね。ごめん。

コンポントムを超えたあたりのレストランで食事休憩。大型のバスも止まるので、カンボジア国内の旅行者が集うサービスエリア的な場所。

メニュー表。

こういう場所ではチャーハンが一番外さないと思っているタイプの人間です。

こちらは彼女が頼んだ海苔のスープ。「これ好きなんだよね」とウキウキで食べていました。うまい。

そんなこんなで16時半頃に、プノンペンの宿に到着。今回は猫を連れているので、ペットと泊まれるAirbnb物件を探しました。

ワンルームですが、猫を連れて数日間の滞在には十分。

荷物を軽く整理して、夕飯を買いに行きます。どこかで外食しようとも思いましたが、到着早々あまり大五郎くんを一人ぼっちにしたくないのでイオンへ向かいます。

出来合いのお寿司とインスタント味噌汁を買ってきてパーティーをしました。

大五郎はせっかくのお寿司にも反応示さないほどくたくたでした。お疲れ様。

プノンペン2日目

翌朝。GRABに乗り込んでPCR検査へ向かいます。日本帰国への最終関門。

と思いきや、今回の検査後はこれまでと違う流れ。

検査員「じゃ、この後奥でお金払って行って!証明書は今日の16時以降に渡す」

これまでなら検査して即帰宅、その日の夕方までに連絡がなければ陰性で、翌朝証明書受け取り&支払いだったはずが、検査結果出る前に支払い。

領収書。陰性でないと出ないはずの証明書のお金も含まれています。勝利確定演出が出ました。

で、戻ってきて宿近くのトゥールトンポンの市場をぐるっと散策。

ローカルマーケットと無数のバイク。プテアロビン(横に繋がった3階建ての建物)とタワマン。雲ひとつない青い空と鮮やかなお坊さんの袈裟。This is Cambodia!!!

市場周辺の屋台でヌンパン・パテを買いました。これも好きなカンボジアの朝ご飯の一つ。

「いくらって言うと思う?」
「3000リエル(0.75ドル)くらいな気もするけど、外国人だし4,000、いやプノンペンだから下手したら5,000とか…言うかな?」
「どうかな?まあ最後だしいくらでもいいけど、市場調査ってことで」

とか言っていたら

おばちゃん「5,000リエル」
我々「(お、やっぱりか)」
おばちゃん「2個で5,000リエル」
我々「え?一個2,500?やっす」

ということでおばちゃんに感謝しながら、宿に戻っておいしくいただきました。

朝食後は泊まっている宿で仕事したり読書したりして過ごしました。

ランチはShangri-laというラーメン屋さんへ。個人的に一番おいしいと思うプノンペンのラーメン屋さんです。ラーメン・半チャーハン・餃子セット。世界で一番好きな組み合わせかもしれない。

こちらは彼女が頼んだ北海道グルメのラーメンサラダ。暑いカンボジアで食べたら余計にうまい!

食後はすぐ近くのテンプルカフェに入って仕事をします。

陰性証明の受け取り時間に合わせて、プノンペンの街を散歩。こちらは独立記念塔。

からの王宮(付近)。

陰性証明をゲット。もしここで人間が陽性だったら

  • 猫の出国書類
  • フライトチケット
  • 日本の家の鍵の受け渡し
  • 新居のガス開通の立ち会い

など全てがパーになるところでした。よかった。

ということで居ても立っても居られずマックスバリューに立ち寄って祝杯です。

無事に一緒に帰れるぜ。

少し休んで夕飯へ繰り出します。カンボジアの硬式野球チームでもお世話になった浦久親子の経営する虎二郎へ。

浦久さんの呼びかけで、チームメイトたちが急遽来てくれて送別会になりました。ありがとうございます。またタイの球場で会いましょう。

結局最後何時まで飲んだか覚えていませんが、野球や仕事、そして人生の話で盛り上がり最高の夜でした。

プノンペン3日目

最終日。気持ち悪すぎて、全然カンボジアらしいモーニングができません。前々日にイオンで買っておいた味噌汁とヨーグルト。

午前中ゆったり過ごしていたらかなり回復。お腹も減ったので早お昼に向かいます。

2日連続のラーメン屋ランチ。今日は扇さんラーメンにきました。シンハービールとハツ刺しと、餃子らしき物体。

二郎系ラーメンの小を食べました。

一度宿に戻って、近くのカフェで仕事をします。タスクと体脂肪と持ち物は少ないほうがいい。

カンボジアラストディナーは前回の一時帰国前に来て、スッカリ虜になってしまったPIZZA 4P’S。

予約をしていなかったので「19時までには出てください」と言われましたが、ギリ入れました。プノンペンどこも繁盛しすぎだろ。しかし川沿いが見渡せるいい席。

これが来る頃には

空もいい感じに焼けておりました。カンボジアのラストサンセット。何でもかんでもラストをつければいいと思っています。

カニのクリームパスタ。

チーズたっぷりボロネーゼ。

夕飯を食べ終えたら、さっさと宿へ。まだ全然パッキングしてねえ。

宿の近くの露店。この辺り賑わっていて楽しそう。また来た際には食べ歩きしたい。

整いました。

GRABタクシーを呼んで空港へ。前回は空港までの道が工事中で通れず、死ぬほど焦ったので余裕を持って出発。猫の手続きもあるしね。

問題なく空港到着。ドライバーさんいい人だったので、残った小銭は全部チップであげました。

今回は本帰国ということで、自分たちの預け入れ荷物とは別でもう一つ荷物を預けます。日本でも使いたい日用品を段ボールに詰めたので、途中で箱が壊れないようにラップでグルグル巻きにしてもらうやつ。初めてやりました。

カウンターでチェックイン。今回は搭乗手続きのほかに

  • 猫を持ち込む料金の支払い
  • 追加で預ける荷物の支払い

などがあり、加えて自分たちはワクチンを打っていないので陰性証明の提出。そして毎回聞かれる「なぜ打っていないのか」という謎質問と気を配ることがいっぱい。

猫の件は航空券を予約する際に合わせて予約をしておいたので問題なし。追加の預け入れ荷物も普通に事情を察してくれて滞りなく手続きへ。普通っちゃ普通だけど、最後もこういうイレギュラーなことで揉めなくて本当よかった。完全に流れキテる。

ちなみに猫の持ち込みは225ドル、追加預け入れ荷物は100ドル。大韓航空の公式ホームページ通りの料金でした。

見送りに来てくれたヒロくん、ヤオちゃん。ありがとう。また会おうね。

写真が禁止されているので撮れませんでしたが、手荷物検査の時は、一度猫をキャリーから出して抱っこした状態でセンサーを通過します。暴れたり逃げ出したりしなくてよかった。そして無事に搭乗ゲート前。

しかしプノンペン空港のプラザ・ラウンジはプライオリティパス対象外なので、ずっと出発ロビーにいなくてはいけません。なので天津のお店で水をもらいます。

プノンペンのプラザ・プレミアム・ラウンジ

搭乗ゲート前のベンチで待機。大五郎くんは出たがっています。

通りすがりの人とかにめっちゃ見られる。

遅延もなく無事に機内へ。搭乗口で大韓航空のお姉さんに「Hello Kitty」って手を振られてました。ウェルカムムード。

猫を連れ込む場合は選べる席があらかじめ決められています。2・4・2列の配列でしたが、2列席なので隣の人気にしなくていいの楽。

足元へ。飛行機用の猫キャリー探している時、必ず前の座席の下に収まることと書いており、航空会社が公表している規定サイズに見合うキャリーがなかなか見つけられませんでした。

我々が買ったものも規定サイズに収まっているかというとあやふやでしたが、ソフトタイプなのでなんとかなった感じ。もっと厳重なチェックがあるかと思いましたが、特に見回りもなくいつも通りの搭乗となりました。

猫がいないと足元はこんな感じ。さすがフラッグキャリア。

ということでさらばプノンペン、ありがとうカンボジア。また会いましょう。

日本で暮らし始めてからのこと

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