カンボジアの港町シアヌークビルから、世界遺産アンコールワットのある街シェムリアップへ移動する方法を書きました。今回はGiant Ibis(ジャイアント・アイビス)というバス会社を使って夜行バスで向かいます。
シアヌークビルのGiant Ibisオフィスでチケットを予約する
Giant Ibisのオフィスは、シアヌークビルでいろんなバスの乗り降りが行われるエリアにあります。シアヌークビルからの出発も、シアヌークビルへの到着もここで行われます。
チケットを買いました。1人22ドル。シェムリアップ行きの夜行バスは、20時30分発。20時までにはオフィスに来ているよう言われました。
シアヌークビルからシェムリアップ行きの夜行バスへ乗車
夜20時頃のオフィス前です。周囲は街灯も少なめでちょっと暗い。オフィスの奥にトイレがあるので、出発前に行っておくといいと思います。
ぼくらは食事を済ませてからトゥクトゥクでここまで来ましたが、到着直前にいきなりトゥクトゥクに捕まって何かを訴えかけてくる人とかいて、ちょっと怖かったです。あとトゥクトゥクのドライバーも、あんまり気持ちのいい人に巡り会えなかった印象でした。
20時頃にバスがオフィス前にやってきました。トランクに荷物を預け入れたりしながら、順に乗り込んでいきます。
バス車内は土足厳禁なので、入口でビニール袋をもらってその中に入れておきます。
乗車時に水ももらえます。
バスの車内です。向かって左側が1人用シート、右側が2人用シートになっています。それぞれ二段ベッド方式ですが、上に行くための梯子はないので登るのがちょっと大変。
こちらが1人用。こうやって分けてくれてあると、1人で移動する際にも「隣にどんな人が来るかわからなんから2席確保するか…」という心配と出費がなくなります。
こちらは2人用シート。見知らぬ人と朝までこれはヤバい。
前後の仕切りも高くないし、通路側にカーテンがあるわけでもないのでプライバシーはありません。バス乗車したらゆったりした服に着替えようかなって思っていた人は、乗車前のオフィスか乗車後は車内のトイレで着替えを済ませておくといいと思います。
車内トイレはこのような洋式の水洗式。
窓には目隠しシートが貼ってありますが、男性は立ってすると外が見えます。
トイレの扉は走行中の揺れで開きやすいのか、隣の手すりに固定しておく式。
トイレの電気です。使った後は消してくださいと説明がありました。付けたままにしていると夜中に目が覚めて行こうとした人が「誰か入っているかも」と思って、行きにくいかららしいです。
席は身長178cm男性が足下に40Lのバックパックを置いて寝るとこんな感じになります。
幅はこのくらいです。広くはないですが、不満はない。
枕とブランケットが用意されています。車内はエアコンが効いていますが、冷えすぎて寒いってことはありませんでした。逆にエアコン効かなすぎて暑いってこともないですが、寝る前とか寝起きとか人によっては肌寒さや蒸し暑さも感じるかもしれません。上着で調節したら大丈夫だと思います。
シアヌークビルからシェムリアップは何時間かかる?
運行表ではシアヌークビルを20時30分に出て、シェムリアップへは翌朝8時30分と12時間の予定でしたが、乗車した日のシェムリアップ到着時刻は朝6時30分でした。予定より2時間ほど早く、およそ10時間で到着したことになります。
到着はクメールパブストリート近くのGiant Ibisのバスステーション。シェムリアップからシアヌークビルへ向かう時もここからの乗車になります。
シアヌークビルからシェムリアップへ夜行バスまとめ
今回はGiant Ibisというバス会社の夜行バスで、シアヌークビルからシェムリアップへ移動する方法と実際の様子をまとめました。シアヌークビルにも国際空港があり、秘境の島と言われるロン島・ロンサレム島へ旅行する人も今後増えると思います。その後、シェムリアップへ陸路移動することを考えている人の参考になりましたら幸いです。
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