少し前のことになりますが、今年も11月1日からカンボジアの小学校では新年度が始まりました。みらいスクールも4年目。ここ最近の様子です。
みらいスクール4年目は先生1人生徒28人

みらいスクールは通学する子どもの数が増えないので引き続き分校的な扱いです。1〜3年生が通っています。4年生からは少し離れた別の学校へ通います。
- 1年生:8人
- 2年生:8人
- 3年生:12人
合計28人の生徒が一つの教室で勉強。先生一人で3学年なので、同じ時間の中で1年生向けの内容、2年生向けの内容、3年生向けの内容を順番にやるという結構強引なスタイル。
それ無理じゃない?と思われるかもしれませんがそれが現実。先生も少し苦笑いしながら「子どもが少ないから先生も増やせないんだって」と言っていました。ぼくは相変わらず無力なので、見守ることしかできません。
ミニーは飛び級で5年生になりました
みらいスクールの建設とかに来たことある人は覚えているかもしれませんが、村長の孫にあたるミニーという女の子。みらいスクールが開校した時、本来の1年生より1年遅れて入学。
みらいスクールで勉強した後、少し離れた学校へ通うようになったタイミングで飛び級を懇願。先生から「成績悪かったらすぐ落とすよ」って言われたそうですが、頑張って成績もトップクラス。年齢と学年が追い付きました。すごいね。

ちなみに今ミニーのお父さんとお母さんはポイペトというタイとの国境の町へ出稼ぎに行っています。まだまだ子ども達の成長にお金が必要なので家族と離れてもお金を稼ぐために毎日汗をかいています。3周年来れなかったの悔やんでた。
出稼ぎって捉え方一つで、そりゃ家族離れずにみんなで暮らせたらいいんだろうけど、ミニーの両親はこうやって子ども達を食べさせて学校行かせるって方法を選んで、ちゃんと子ども達3人育ててるんだから誰にも文句は言えないよなって思いました。出稼ぎ行くな!とか村で働いて!とかそんな責任も取れないこっち都合なことは言えないし大きなお世話です。こちらもぼくは無力で、見守ることしかできません。
みらいスクール4年目にやりたいこと
- 4周年記念BBQ
- 牛が来たくなくなる学校づくり
- 道路整備
10月最後の日曜日は周年祭です。チケットを今から予約して会社を休む準備をしましょう。あと、牛が花壇の花を食い散らかして心から憎いです。牛が来たくなくなる学校を目指していこうと思います。

それから国道から入ったロンデン村の村道、村道から学校へ続く道がボコボコで困っています。今トゥクトゥク入れないので見学したい人は全員ミニバンです。砂利入れたらマシになるんですかね?教えて詳しい人。
まとめ
建設段階から開校して今日まで、想定から外れたことばかりが起きます。それは多分これからも。
こうやって現状を言葉にした一部だけかいつまむと「もっとこうしたら?」とか「なんでこうしないの?」って思われる部分もあるかもしれませんが、これからもぼくはぼくができることを一つずつやっていきます。
順風満帆とも言えませんが今日もこの校舎には子ども達が通っていて、少なくとも5年前には聞こえなかった笑い声とか歌声とかたまーに先生の大きな声とかが聞こえます。それでいいんじゃないかな。何かあったら動ける準備だけは常にして、今後もしっかり子ども達と村の「みらい」を見守っていきます。今年もいい1年間にしてまた来年10月に笑ってご飯を食べましょう。現場からは以上です。