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カンボジアの小学校建設に関して僕が法人にしない理由

更新日:

カンボジアの小学校建設に関して、僕がよく言われることの一つに「法人じゃないんですか?」という質問があります。

 

プロジェクトを始めた頃は、法人にすることも考えたし、法人の方がそりゃ社会的信用があって楽だと思います。

 

今回は僕が個人で活動し続ける理由について3つにまとめて考えてみました。

 

これから何かを始めたいと思っている人、組織の中で力を発揮しようと思っている人には響くのかなと思います。

 

・組織にはない個人だからこそのフットワークの軽さ

・チームワークを生み出すリーダーシップ

・フリーランスでも仕事を生み出せる時代

 

この3つが、僕が個人でやり続ける理由の主なものです。

 

1 組織にはない個人だからこそのフットワークの軽さ

僕が個人で動き続ける理由の一つはこれです。

 

組織には確かに、信用とか人材とかといったメリットがありますが、僕のような小さな活動にチームを編成しすぎるとフットワークが落ちて、効率を下げるということが出てくると考えているからです。

 

僕は組織では動けないほど、細かなところまで動きたいと思っています。

 

いわゆる草の根のような活動なので、組織のようなパワーはなくても、個人ならではのフットワークの軽さがあると思っています。

 

このことを、海外旅行に置き換えてみましょう。

 

そもそもフットワークが軽いためには、持っているものを極力少なくする必要が出てきます。

 

重たいスーツケースを引っ張りながら歩き続けることが大変なように、動きを軽くするためには持ち物は少ないほうがいいのです。

 

そして、大人数で行くツアーになればなるほど、自分の意思は通りにくくなります。

 

例えば「◯◯のレストランで食事をしたい」と思っていても、大人数で「□□でご飯食べよう」って話になれば提案することも億劫になってしまうと思います。

 

個人の意見を聞きすぎると、話にまとまりがなくなってしまうように、意思決定されたものをチームでこなすというやり方によって、個人の意見は憔悴していく傾向にあります。

 

集団で動くとなればなるほど個人の意思を通すことが難しいということは、経験のある方も多いのではないでしょうか。

 

2 チームワークを生み出すリーダーシップ

それと、法人にするというにはリーダーの素質というものが求められると思います。

 

ただ個人の素質が素晴らしいという理由だけでリーダーや代表になる人は、いずれリーダーシップという部分でつまづく日がくると思います。

 

なぜなら、リーダーは自分の素質よりも、集団をまとめる力が求められるが求められるからです。

 

そして、どれだけ理念ややっている内容に魅力を感じてリーダーに着いてきてくれることがあっても、組織という編成を組んだ以上、組織はリーダーの器以上には育ちません

 

2−1 大学野球時代のキャプテン経験から考えるリーダーシップ

僕も大学の野球部で120人のチームのキャプテンをした経験がありますが、どれだけ素質がある選手が揃っても僕の器以上にチームは構成されないということを身を持って体感しました。

 

同級生にこのような話をすると「あのチームをまとめられるキャプテンはゆーすけしかいないよ」と言ってもらえますが、まとめることと、生かすことは異なります。

 

個人の力を最大限発揮させ、集団としての強みを出すことがリーダーの素質であり、器の大きさだと思います。

 

単に力のある人材を揃えても、集団としてのパフォーマンスが上がるかどうかは別問題です。

 

逆に、個人としては力不足の人材でも、能力を最大限生かすことでチームや組織としての力が強くなるというケースも十分にあります。

 

「こうやったらいい」という強制の元に組織をまとめるのではなく、「どうしたらいいか」という問いかけの元に最大限力を発揮させる方が圧倒的にパフォーマンスは上がります。

 

もちろん「こうやったらうまくいく」という自分なりの方程式というか、パターンというか、そういったものも大事です。

 

しかし、それは場数を踏んで、いろんな失敗や思い通りいかないことを経験しながら学んでいく経験論であり、勘や直観というのは、あらゆる経験に裏打ちされた瞬時の適切な判断です。

 

何も場数を踏んでいない、現場にいないリーダーが勘や直観と名乗って語るそれは、中身の伴わないただの思いつきとも言い換えられます。

 

そうやって考えていくと、リーダーというのはリーダー自身の能力よりも、そこに集まってくる数多くの人々の長所短所を見極め、その長所を最大限に伸ばしていく能力が求められます。

 

リーダー=チームナンバー1の実力者ではないということです。

 

短所が多い、気に入らないという理由だけで、個人を組織から排他することは暴力と同じであり、自分のお気に入りだけでチームを編成したければ、人や環境に依存せず、自分の力で切り開いていけるだけの圧倒的なスキルを持てばいい話です。

 

その場合にはチーム1の実力者であり、人格者でもある必要があると思いますが、何においてもパーフェクトな人との仕事は煮詰まるし、何より恐怖につながると思います。

 

だから、僕はリーダーは突っ込みどころがありながら、責任を取れる懐の大きさのある人が適正なのかなと思います。

 

2−2 学校建設から見るリーダーシップ

学校建設そのものは僕が村と始めたプロジェクトなので、そこに参加してくれた人は僕の意思を尊重しようとしてくれました。

 

ただ、僕は人を集めた以上、そこに関わった人の意思も尊重しなくてはいけないと思っています。

 

それが人を集めた責任です。

 

もちろんルールや規律の中で「守らせること」も大事です。

 

しかし、自分の思い通りにさせるために人を集めるのではなく、自分が感じていることを形にさせる「選ばせること」も大切なのだと感じました。

 

間違っていなければ、好きにしてくれていい。

適当じゃなかったら、思うようにやってくれていい。

 

僕はそういうスタンスで、なるべく参加してくれたみんなが感じたことを形にする努力をしてきました。

 

ルールはを守らせなくてはいけないのは、身辺に危険を及ぼすことや、現地の文化を壊すことがないようにしなくてはいけないことだけで、リーダー側がやりにくい、気に入らないという個人の物差しで決めることではありません。

 

チームワークは作るものではなく、生み出されるものだということです。

 

チームワークによって、パフォーマンスを最大限に高めるためにリーダーは存在するのであって、リーダーの言いなりのためにチームがあるのではないのです。

 

 3 フリーランスでも仕事が生み出せる時代

団体を運営していくためには、資金が必要です。

 

そして維持していくためには、継続的な資金繰りが必要になってきます。

 

どれだけ社会的に素晴らしい行いをしていたとしても、お金は常に援助されるわけでもないし、困ったら誰かが何とかしてくれるなんて、そんな甘いものではないのです。

 

法人であれば助成金や借入が可能かもしれませんが、助成金を受け取っても借入ができても、事業として価値がなければ永続は可能です。

 

つまり、どんな見せ方をしたって中身がなければ社会的には価値のないことなんです。

 

それはもちろん個人でも言えることですが、その場しのぎのお金の生み出しでは、自分と自分の周りの人を苦しめるだけで、結局苦労を後回しにしただけです。

 

始めたことを続けることが大変だし、しんどいのですが、続けられないというのはやり方が悪いのか、そもそも価値がないことなのかなと僕は思ってしまいます。

 

ただ一方で、法人名義なんか持たなくても個人で活躍している方も多いわけで、結局何を意識しているかの違いなのだろうなと感じます。

 

法人にしたってお金が苦しい団体がある一方で、個人でも満足に価値を提供している人もいる。

 

この違いは何なのかは、考えた方がいいと思います。

 

たまに自分たちの法人のTシャツ売っている人見ますが、その活動は応援できてもTシャツは着たくないって僕は思います。

 

ブランド価値があるならともかく、それが支援につながりますとか言われても買う気は僕は起きないし、買ってもらえたとしても一時の売り上げしか立たないのなら、僕はクラウドファンディングした方が早いと思います。

 

現に、僕も個人で300万円集めることができたので。

 

それから、ついでなので書いておきますが「コラボ商品」を生み出すことで何とかしようと考える人もいるみたいですが、そもそもコラボは「自分と相手の両方が良くなる」という前提のもとにあるわけなので、「ここに乗っかればうちは・・・」って自分たちのことしか考えていない団体がコラボしたところで結果は見えてます。

 

自分たちがやりたいことをやるためには、お金が必要です。

 

お金を生み出すためには社会的な価値を提供することが大前提であって、そこに「子ども達の笑顔」とか「貧しい国の人たちの現状」はそんなに必要がないわけです。

 

お金稼ぎの前に、人稼ぎ(言い方悪いですが)が大事だと僕は思うし、何度もこのブログで言っているように、お金稼ぐためならこんなやり方していません。

 

僕がやりたいことを継続してやるために本当に必要なのは人の力です。

 

だからこそ組織とかチームとか法人とかそんな縛りなんかなくても、できる時にできることを全力でやってくれる仲間達がいるから僕は今でもこうやってカンボジアに立てているのだなと思います。

まとめ

もちろん僕にも不足している能力はたくさんありますので、偉そうなことは言えませんが、やっぱり何を大事にするかって人の縁だと思います。

 

目の前のこと大事にできないとか、内輪で楽しみたいとか、その程度の法人から生み出せるものって知れてると僕は思います。

 

人が離れていく、お金が生み出せない、その場しのぎ、そんな活動に先はないので、僕はできないことはやりません。

 

それから、これだけ言っておいてなんですが、ゆくゆくは僕も会社を設立しようと思っています。

 

ゆーすけ、お前もか!

 

っていうツッコミは置いておいて、そこにはきちんとした事業計画と理念を持ってやりたいので、今はまだやりません。

 

法人にした方が有利とか言われても、準備ができていないものはできていないし、一時の得を見ても徳を積まなければ個人であろうと、法人であろうと痛い目見るのは目に見えています。

 

形を整える前に、他にやるべきことがある。

 

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