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「海外でボランティアしたい」という君はどんなことができるのか?

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『海外ボランティアがしたいです』

『何かお手伝いできることはありますか?』

こう言った問い合わせを行おうとしている方へ向けた記事になっています。

 

この記事を読むとわかること

  • 海外ボランティアしたい人ができること
  • 海外ボランティアする前に考えること
  • ボランティアしているのは誰か?

 

現在ぼくが生活しているカンボジアは、夏休みや春休みシーズンに「ボランティアをしたくてくる人」がたくさんいます。

ぼくもカンボジアに小学校を建設した手前、この時期は多くの問い合わせをいただくのですが、その前に確認したいことがあります。

ちょっと言い方悪い部分もありますが、「本当にボランティアしているのは誰か?」を事前に考えて、勘違いさんの問い合わせを減らしたいので、ご容赦ください。

海外ボランティアしたい人ができること

「何かお手伝いできることはありますか?」

という質問に対しては、「どんなことができますか?」と聞き返すようにしています。

「海外ボランティアをしてみたい!」と思った自分の能力や気持ちを知る

そう考えるあなたには「何が」できますか?

ボランティアをしたいと感じているので、何かできるスキルや特技を持ち合わせているか、もしくは現場が求めていることを無償でやってくれること。

これがボランティア活動かなと、ぼくは考えています。

それは本当に現地のためか?を考える

例えば、みらいスクールでボランティアを希望される方には、教室やトイレの掃除や花壇の草むしりや水やりなどをお願いしています。

これが今、現場が求めていること、です。

そういうと「子ども達と交流する時間はありますか?」と聞かれます。

「今は学校が休みの期間なので、たまたま子ども達が遊びに来れば会えますが、来なければ会えません。」と伝えると、「掃除とかではなくて何か子どもと交流できるボランティアはありますか?」と言います。

「日本語や英語は教えていないので、そういった交流はないです。」と言うと、「一緒に遊ぶだけでもいいんです」と言います。

「一緒に遊ぶ」というニーズは果たして現地にあるのでしょうか?

その行動は「子ども達」「現地」のためではなく、「あなたがしたいこと」ではないのでしょうか?

海外ボランティアする前に考えること

日本語や英語を教えて欲しいと願っているフリースクールなどもあります。

なので、そういった活動や交流に興味のある方は、ぜひ訪れてみるといいと思います。

しかし、そこで問題になるのが「言語」の問題です。

海外ボランティアのためのスキル(語彙力)はあるか?

たまに「英語を教えたいです」「日本語を教えたいです」とおっしゃる方がいますが、では英語や日本語を学ぶ学生のために指導できるためのクメール語は話せなますか?

日本語や英語を何語で教えますか?

海外ボランティアのためのスキルがなければ体験を買える施設もあります

言い方悪いですが、ある程度日本語や英語が話せる子ども達がいる環境下で、先生ごっこができる場所があります。

ここなら、クメール語が話せなくても語学を教えているような感覚を味わえるかもしれません。

が、それはボランティア活動ではないので、そういった体験を買う必要があります。

ここで問題になるのが「なんでボランティアするのにお金払わなくてはいけないんですか?」という謎発言です。

スキルもないけどそういった体験をした気になりたい方向けのサービスを受けるわけなので、当然対価を支払う必要があります。

本当にボランティアしているのは誰か?

突然問い合わせしたり訪れて来たりして、自分が思うような体験ができないとわかると「誰か紹介してください」と言いますが、そういったことも少し考えるべきだと思います。

ぼくは、誰か知らない人に活動場所を紹介するような仕事はしていないし、本業があります。

そもそも募集があるのか、どこでどんな需要があるのかも調べずに、「海外ボランティアしたいです、何かないですか?」っていくらなんでも他人の情報も時間も奪いすぎじゃねーか?と思うのです。

だから、ぼくはそう言った人へボランティアで何か教えたり紹介したりすることはありません。

なぜなら、そんなボランティアする気がないからです。

ボランティアスキルないけど、何かしたい人のための活動は売っているかもしれません。

でも、「お金払うんですか?」と言われたら、「じゃやらなくていいですよ、求めていないので」しか言えません。

一方で、本当に人手を必要としている団体や個人もいます。

そこで、スキルや知識関係なくできるボランティアって、それこそ掃除とか草刈りとか、荷物の仕分けとか、ゴミ出しとか、そう言うことばかりだと思うんですね。

どこの誰かもわからない人に与えられる仕事なんていきなりないし、体験を売るほど余裕がないほど目の前のことにいっぱいいっぱいの人たちだっています。

それでも「なにかボランティアしたいです」と言う人がいるので、みんな無理やりなにか探したりもします。

それこそボランティアしたい人に、活動を探すボランティアなのです。

まとめ

結論として、交流とか体験はボランティアではないです。

「子ども達と遊びたい」

「歌を歌って踊りたい」

「サッカーをしたい」

「夢の大切さを伝えたい」

これって本当にボランティアですか?それともあなたがやりたいことですか?

本当に求められていることはやりたくない。

でも、私がやりたいことはやりたい。

その行動は果たして「誰のためなのか?」は考えたほうがいいです。

それでも、力を貸してくれる人を求めている人たちがいるのも事実です。

「現地のためになることなら何でも!」と思えたなら、踏み込んでみるといいですよ。

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