昨年1月から始めた自分自身を向上させていくための企画。今年も継続です。昨年は月初めに「今月はこれに挑戦するぞ!」ってスタイルで記事にして来ましたが、今年は「今月はこれに挑戦したぞ!」ってスタイルで情報をシェアしようと思います。今月はワインに挑戦しました。
ワインに挑戦した経緯
- 昨年末に急遽引っ越して彼女とワインで乾杯
- 普段積極的にワイン飲んだことなかった
- むしろ酔っ払ってもうこれ以上ビールとかハイボールとか炭酸無理ってなってからワインオープン
- 味よくわからないけど酔っ払って楽しい
- 起きたらなぜか身に覚えのないボトルが家に転がっていることがある
などの無法地帯にもほどがあったので、きちんと勉強して好みの味を見つけたり最低限の作法を身につけようと思いました。
ワインで学んだこと
以下、学んだことをまとめておきます。ワインに触れる際の参考にしてください。
基本的には食べ物とワインの色を合わせる
- 血の色が多い牛肉やまぐろなどの赤身:赤ワイン
- 鶏肉、豚肉、白身魚など:白ワイン
- 自分は牛肉の料理、相手が魚を選んだ場合:スパークリング
にしておくと無難とのことでしたが、硬く考えすぎず好きなものを選べばいいと思います。
赤ワインは3つ押さえておけばいい
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- メルロー
- ピノ・ノワール
上二つは「渋くてどっしりとした味わい」、下のピノは酸味があってエレガントな味わい。「肉料理にはやっぱ赤だよね〜」って言いたい時は上二つを選ぶと良さそう。
高級ワインで名高いロマネ・コンティはピノ・ノワールのトップに君臨するもの。いつか飲んでみたい。個人的にはメルローが一番好みでした。
白ワインはシャルドネ一本押さえておけばいい
白ワインの中でぶっちぎり人気のトップを押さえているのがシャルドネ。これ一本押さえておけば白ワインはOKとのこと。シャルドネって飲んだ感想「甘口だな」って思ったら辛口の分類らしい。味覚狂ってるのかな?
あと白ワインでほぼ全員が口にする「樽香(たるこう)」。ラベルに「Barrel」と書いてあると樽香がするなどの情報もゲットしました。
シャルドネ以外に選択肢を広げたい時は
- ソーヴィニヨン・ブラン
- リースリング
- ケヴェルツトラミネール
- 甲州
などを飲んでみるといいとのことでした。
シャンパンはシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワイン
泡が出るワインの総称は「スパークリングワイン」であって、シャンパンはシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインでした。これまで泡が出るワインを飲んでは生産地も知らずに「シャンパンうまいわ〜」とか言っていたの恥ずかしい。
あとスパークリングワインは白ってイメージが強いと思いますが、赤いスパークリングワインもあるけど白の方が泡立ちが綺麗に見えるので赤は少ないそうです。
ビールがどんな料理にでも合うように、ワインも泡のあるものはどんな料理にも合う、という情報得ましたので今度ワイン選びで迷った時に使ってみたいと思います。
ワインの作法とか
恥ずかしい思いをこれ以上しないために知ってよかったこと。
スワリング
ワイングラスをくるくる回すスワリング。これをするとワインがたくさんの空気に触れ香りが立ちやすくなる。やりすぎると香りが飛んでしまうのでほどほどに。
右利きの人は反時計回り、左利きの人は時計回りに回すと万が一飛び出してしまっても周囲の人にかかりにくいとのことでしたが、そんな激しく回さなければ大丈夫だと思いました。
ホストテイスティング
ワインを注文するとテイスティングをさせてくれますが、あれの本当の目的は「ブショネ」というワインコルクにバクテリアが繁殖して起きる現象などの異常がないかを確かめるための行為だそうです。
現代ではそんな異常な状態のワインに当たることはほぼないので基本的には「はい」とか「大丈夫です」と答えておけばいい。今まで「おいしいです」とか言ってたの恥ずかしい。ちなみに好みの味でないからと言って変更してくれるわけではないので無知のまま「チェンジで」とか言わなくてよかったですね。
スパークリングワインのコルクは飛ばさない
- 冷蔵庫で十分に冷やし炭酸ガスを落ち着かせる
- キャップ・フォイルを剥がす
- 金属キャップを右手の親指で押さえながら針金をゆるめる
- はりがねははずさずにコルクをしっかり握る
- 左手でボトルの尻を左右に回す
- 気圧で押し出されるコルクを親指で押さえながら少しずつガスを抜く
- 音を出さずに開ける
これが正しいやり方らしいです。これまで音がしないと失敗した…かっこ悪いと思ってたし、なんならテンション上がってると誰かのお尻に向かってコルクを飛ばすなどをしていましたが無知の極み。また一つ大人になったよ。
ワインの勉強の仕方

- ひたすら本を読む
- ひたすらワインを飲む
という感じで量が質に転化したらいいなと願って毎日飲み続けました。ワインが家の冷蔵庫に常駐している。
読書はKindle Unlimitedが便利すぎますね。一番参考になった本はこれ。
本文に入る前の「はじめに」の部分だけでいいなこの本と感じたし、難しいことは言わず要点だけをできるだけ簡単に話してくれているのでスラスラ読めました。
この本は、「ワインに興味があるけれど、難しそう」と尻込みしているワイン恐怖症の方に向けて書いた本である。
ビールなら、海外の知らない銘柄でも気軽に飲むが、ワインの場合「知識がないとソムリエやワイン・ショップの人に馬鹿にされそう」「種類が多すぎてどれを選んだらいいかさっぱりわからない」と物怖じをする人が大部分だろう。
本の内容を活用して、ソムリエやワイン・ショップの店員と対等の立場で会話をしたり、それ以前に「ワインってこんなに美味しいんだぁ」と。1000円台の安旨ワインを飲んで感動してほしい。
ワイン初心者のワインの選び方

ぼくが読んだ本の中で紹介されていた初心者におすすめのワインの選び方です。あまりお金をかけずに外さないための国選び。
- カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー:チリ
- ピノ・ノワール:ニュージーランド、オレゴン州、ドイツ
- シャルドネ:フランス、カリフォルニア、チリ
- スパークリングワイン:オーストラリア、スペイン、イタリア
辺りを狙うと、比較的安価で初心者も味わいやすいとのことでした。
Amazonにはシニアソムリエが厳選した海外直輸入の飲み比べセット(解説書付き)があったので、ぼくレベルのワイン初心者でいろいろ飲みながら勉強するぞ!って人はこういうのもいいと思います。
全然参考にならないと思いますが、ぼくの場合は大学野球の仲間でありブロガー仲間でもある将太と二人でワインを飲んでいたら将太が急に「おしり(穴の方)痛いおしり!痛い痛い痛い」と立ち上がって店を後にした日に無意識下で持ち帰っていたボトルを見て「あ、これ美味しかった記憶がある。(なぜなら三本同じ銘柄を飲んだから)」という理由で最初に飲むやつを決めました。やっぱり美味しかったので、その周辺のものを開拓して「なるほど。これはこういうやつか」などの判断をしていきました。
ワインを勉強して見た感想
これまでだったらワインを飲むシチュエーションで「赤白どうする?」という雰囲気の時に「(酔っ払えたら)どっちでもいい」「一番安いのでいいんじゃね?」という思考と返答だったのですが「赤だったらメルローが好きです」とか「たまにはシャルドネ以外の白がいいですね」などというそれっぽい会話ができるようになりました。
これからはフレンチやイタリアンなどを食べに行った際にも積極的にワインを注文してみようと思いましたが、元がビール党の人間なのでビールのようにがぶ飲みすると危なそうなので気をつけたいです。
それから自宅でワインに合う食材づくりなどにも力を入れていきたいと思いました。
先月の挑戦
先月の挑戦はたこ焼きでした。
2019年1年間いろんなことに挑戦してみた感想