
※この記事は2021年6月に、内容を一部追記しました。
日本の家を引き払って、売ったり捨てたりしきれなかったものを詰め込んで本格的なカンボジアでの生活を始めた今年。移動の頻度と距離こそ減ったものの、今日もぼくはカバンの中に必要なものだけ詰め込んで、好きな場所で仕事をしています。
ノマドワーカーの悩みどころとして、自分にピッタリのバックパックがなかなか見つからないということもあります。いいと思って買っても微妙な生活スタイルの変化で合わなくなってしまうからです。そんな私も多分に漏れず、自分に合ったバックパックを探し続けている勢。そこで今回は、これまで使ってきたバックパックの特徴と選んだ理由などをまとめていきます。
ノマドワーカーにバックパックがおすすめな理由
ノマドワーカーにはスーツケースではなくバックパックがおすすめな理由は以下の通りです。
- 軽量化の実現
- 両手は空けておきたい
- かさばらない
軽量化
バックパックの方がスーツケースより軽いです。
軽いは正義と言われるほどメリットが多く
- 移動が楽
- パッキングが楽
- 疲れにくい
- 身を守りやすい
- いざと言う時に走れる
荷物が軽いと言うだけでこんないいことがあります。持ち物をミニマリストっぽくする人は多いけど、重さにまで拘っている人はあまりいないような気がしますが、実は重さは重要。飛行機にも安く乗れます。
両手が空く
スーツケースの場合は必ず手を使わないといけないので、どちらかの手は塞がることになります。これは移動の際にめんどくさい。ちょっとスマホで調べ物をしたり、ホテルや飛行機のチェックイン時、レストランのお会計時などは手から離れて視界内に留めておくのも難しいので、置き引きされやすい。リュックなら肌身は出さず持てて安心。
かさばらない
スーツケースは中身を空にしても折り畳めませんが、バックパックは中身が減れば見た目もタイトになったり、物によっては折り畳めたりして保管が楽になります。
既述の通りぼくは40Lのバックパックの中に16Lの小さなリュックをしまって移動し、ノマド作業の時は小さいカバンにパソコンとガジェットだけ入れて外出することができる。これはとてもおすすめなので参考になれば幸いです。
ノマドワーカーが使ってきたバックパック
続いては実際にぼくが使ってきたものを歴代順に紹介します。
グレゴリー バルトロ75

75Lの超特大バックパックです。グレゴリーのバルトロ75というシリーズ。
関連記事:グレゴリーの超大型バックパック「バルトロ75」を買ったので持ち物全部詰め込んで旅に出たい
バルトロ75を選んだ理由
この頃は何でもかんでも一つにまとめたい症候群を患っていて、大きなものを買ってそれだけを持っていきたい衝動に駆られていました。
75Lもあれば長期間の滞在にも必要なものは大体詰め込むことができます。長い間、日本の自宅には帰らないぞという決意でノマドワークしている人にはおすすめ。ぼくも5ヶ月間のカンボジアでの小学校建設期間でかなり役に立ってくれました。
バルトロ75を使わなくなった理由
大容量を詰められるバックパックというのは時に欠点にもなることを知りました。
- LCCでは別途預入荷物の手数料がかかる
- フラッグキャリアでも預入荷物の重量制限を超える可能性がある
- 重すぎて身体に負担がかかりすぎる
- 電車やバスの乗合時に他の人の邪魔になる
- 遠距離バスではトランクなどに預けなくてはいけない不安
何でも入る大きなカバンにあれもこれも詰め込むより、適正なサイズを見極めて、その中に入る分だけにするという学びを得ました。
グレゴリー デイアンドハーフパック

バルトロ75Lの課題を感じて買い替えたのが同じくグレゴリーのデイアンドハーフパックというシリーズ。「同じくグレゴリーの」とか言いましたが、グレゴリーのリュック以外使ったことないので、この先も紹介するバックパックは全てグレゴリーです。
関連記事:バックパック選びに迷っているならGREGORY(グレゴリー)をおすすめする理由
デイアンドハーフパックを選んだ理由
バルトロ75みたいに大きなバックパックではなく、小さなバックパックに入り切る荷物で暮らせるようになるぞと思ったからです。世界中のカジノでギャンブルしながらリュック一つの荷物で世界を何周もしているのぶきさんという人の記事をたまたま読んだ時に使っていたリュックがおそらくデイアンドハーフパックだったと思います。30L台のバックパックで耐久性があるものをお探しの人にはおすすめ。
デイアンドハーフパックを使わなくなった理由
理由はいくつかありますが、まず一つ目は33Lに全てのものを入れるのはぼくには無理でした。なので後述する3Wayバッグと併用して、リュック2個暮らしを始めます。
しかしいろいろあって(後に紹介する3Wayバッグが自分には合わなかった)(外部ポケットがないのはちょっと使いにくかった)ので彼女にあげました。
グレゴリー カバートエクステンデッドミッション

デイアンドハーフパックに全ての持ち物が入りきらなっかたので、カバン二つで生活をするために買い足したのがこちら。3Wayバッグです。
カバートエクステンデッドミッションを選んだ理由
先ほど紹介したデイアンドハーフパックに生活に必要なものを、こちらのカバーとエクステンデッドミッションに仕事に必要なものを詰め込みました。
3Wayバッグなのでビジネスシーンにも対応できます。ビジネスシーンに使えるバッグなので細々したポケットがたくさんついていて、ビジネスシーンにあったら便利そうなものやノマドワークする時の必需品の持ち出しにとても便利です。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
カバーとエクステンデッドミッションを使わなくなった理由
ビジネスシーンやノマドワークに必要な細々したものが持ち出せるということは、外出時の仕事はこのカバンが一つあれば解決します。ということは逆を言うとどこへ行くにもこのカバンを持っていかないといけないことになります。財布とiPhoneだけ持って出かけたい時とかめんどくさい。
カバンそのものがスリム設計な分、内容によってはセカンドバッグやミニポーチなどを入れるとぎゅうぎゅうでスタイリッシュとは言えない見た目になるのでなんだかなと思いました。バックパック一個で完結させたいと言っていた男の口からセカンドバッグですよ?聞きましたか?こういうわがままなこと言わなければ、機能としては申し分ないです。カバンとしてはかなりおすすめ。
グレゴリー コンパス40

デイアンドハーフパックから乗り換えたのがコンパス40です。
関連記事:グレゴリーのコンパス40が最高におすすめのバックパックだと思うのでレビュー
コンパス40を選んだ理由
- ややサイズアップ
- 全体が三層に区切られていて中身を整理しやすい
- 開け方がトランクっぽくていい
- 機内持ち込み可能サイズ
現在はこれがメインのバックパックです。
グレゴリー ハーフデイミニ

コンパス40だけだと作業のために出かける際に大きすぎるので、ハーフデイミニという16Lサイズのものを使っています。
関連記事:ノマド用リュックとしてグレゴリーのハーフデイミニ買ったらぴったりサイズで使いやすかった
ハーフデイミニを選んだ理由
- 小さくて軽い
- 外部ポケットがあるので便利
- 最小限の持ち物(パソコンとガジェット)で身軽に出かけられる
- 大移動の際はコンパス40に収納できる
- シングルポケット取り付けも可能
まとめ
今回はノマドワーカーにバックパックがおすすめな理由と、これまで使ってきたおすすめのバックパックたちを紹介した。状況が変われば自分に合うバックパックも変わるかもしれない。しかし、ノマドワーカーにとってのバックパック選びは作業の効率や慣れない渡航先での安全の確保にもつながるので合うものを探して買い替えるのも一つ大切な投資だと思う。これからノマドワーカーになる人や、なんとなくしっくり来ていないバックパックをお使いのノマドワーカーの参考になっていたら嬉しい。
コメントを残す