ロンサレム島のサンセットビーチ沿いにあるSUMBOO Beach Bangalows(サンブー・ビーチ・バンガローズ)に二泊した後、サラセンベイビーチに戻ってきて一泊しました。本来はロンサレム島は二泊の予定でしたが、サンセットビーチとサラセンベイビーチを繋ぐ山道を越えて汗だくのままフェリにー乗ってシアヌークビルからシェムリアップ行きの夜行バスに乗り込んだら臭すぎて自分が嫌いになると思ったからです。
ということでSUMBOO Beach Bangalowsのオーナーにおすすめされたサラセンベイビーチ沿いのホテル「MOONLIGHT RESORT(ムーンライト・リゾート)」に宿泊をしましたので、ホテルの雰囲気や周辺の様子をお伝えします。サラセンベイビーチはロンサレム島に来る人のほとんどが上陸すると思いますので、宿選びの参考にどうぞ!
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ナメック星?ドーム型のホテルMOONLIGHT RESORTの客室
今回泊まったホテルは、その作りが特徴的。写真のようなドーム型の個室になっています。まるでナメック星みたいだ、と言いたい理由がわかっていただけましたか?
今回は運良く、最もシービューフロントとなる2番の部屋に宿泊。まずは部屋の様子から紹介していきます。
部屋の前には専用のリクライニングチェアがあります。シービューなので、海まで出掛けて行ったり、共有のチェアを探さなくても部屋の前の木陰でくつろぎながら海を眺められます。
専用の足を流す水道も設置されているので、出掛けて帰っても部屋の中が砂まみれになる心配はありません。
入り口付近にはパラソル付きのテーブル。こちらも涼しいし、もちろん専用なので快適に過ごせてありがたい。ぼくらはここで朝食をいただきました。
扉を開けてすぐの景色です。靴を脱いだり履いたりする前にちょっとカバンを置いたりできます。ビーチ帰りだと、砂が落ちていたり水に濡れていたりするかもしれない床に荷物を置かなくていいので助かる。日傘もあるので、日差しが暑い中出かけていくマダムはご使用ください。
入って左へ向かうとメインの部屋となります。
こちらが玄関側から見たメインルームの様子。なんとも独創的でベッドがど真ん中にあります。行ったことないのでわかりませんが「ラブホかよ」と思いました。
ベッドは硬めのマットレスでとても寝やすかったです。
ベッドの奥にあるクローゼットとか棚とか。おしゃれな感じの作りを演出しようとしている割に、ファンは庶民的でした。そして気になるのが、写真右側のスペース。
中が暗くなってしまった写真で申し訳ないですが、ここでも寝られそうなスペースがあります。
スペース的にはこのような。結構ゆったりしています。旅の途中でケンカしても二人で一緒のベッドで寝なくていいですね。なんちゃって。
おじさんの生足で申し訳ないですが、中からのアングルです。
なんで暗いまま写真撮っちゃったかわからないのですが、ここは電気もつきますし、スクリーンを開ければ外の光も入るので明るくなります。天井に向かうにつれて壁がポコポコしているのもかわいい。
中は全体に茶色のマットレスが敷いてあるのでくつろげます。写真のように真っ直ぐ寝ると、身長178cmのぼくは足が出てしまいましたが、ゴロンとくつろぎたい婆は横向けばOK。左右それぞれに棚がついているので、好きな飲み物を持ってきて語らうにもいい場所ですね。
アメニティ類。左のお菓子は有料です。
棚の下には冷蔵庫があります。この旅、初の冷蔵庫。
キンキンに冷えてやがる。有料です。
こちらは別の棚。ティッシュとかテレビのリモコンとか金庫とか。なんか画像も暗いし左下に影が写り込んでいますね。
こちらはバスルーム。扉開けて正面が洗面台。左がトイレ。
シャワーは固定式と可動式。ホットシャワーがありますが、お湯になるまで5分ほど出し続けないといけません。水圧はやや弱めでしたが、お湯の温度はしっかり温かくてよかったです。
風呂場のアメニティ。
バスタオルはシャワー用とプール・ビーチ用の2種類を用意してくれてあります。
全体的に窓が多いので、荷中は電気をつけなくても十分明るいです。上の写真は朝起きて1秒で飛び込んでくる視界です。体起こせば海が見えます。
朝起きてベッドの上で視線を右に持っていった景色。朝早く起きてここでのんびりコーヒー飲むのも良さそう、と思いながら二度寝をしました。
最後にベッドから見た部屋の天井です。夜になるとガラスに反射した自分達が見えます。行ったことないのでわからないですが「ラブホかよ」と思いました。
ロンサレム島のMOONLIGHT RESORTのガーデンとかプールとか
続いては客室外のホテルの敷地などを紹介します。こちらはホテルの入り口。
ゆりかごがぶら下がっています。このタイプ久しぶりに見た気がしました。
ゆりかごから見る海。
ブランコもあります。
敷地内に入ってすぐプールがあります。2個。
プール脇にはシャワーもありますので、海入ってからプール入りたいねーってなってもわざわざ部屋まで行かずに体を流せるの最高。砂も持ち込ませません。
プールから見た海。
プールから見たガーデン。
ガーデンにはこのような吊るされたソファベッドがあります。ここで少し作業しました。
ソファベッドにはそれぞれ扇風機と照明が付いているので快適。ただし、ちょっと揺れるので作業する場合は揺れがおさまってからがいいと思います。
ガーデンの奥にあるレセプション兼レストラン。ドームはナメック星みたいでしたが、ここは惑星ベジータかと思った。場所を撮ってるのにいちいちポーズ決めてくれるカンボジア人スタッフがかわいい。
レセプション側から見るガーデン。
ウェルカムドリンクはキウイみたいな味でサッパリとしていて美味しかったです。フルーツとおしぼりもキンキンに冷えていて、昼過ぎに歩いてチェックインしたので生き返りました。
いろいろ担当してくれた支配人的なおじさん。シェムリアップ出身らしく、住んでいることを伝えると喜んでくれました。ピシッとした格好してるけど、話すと村のおじさん感が出るの好き。
今回は朝食付きのプランでした。部屋の前で食べたクイティウ(クメールヌードルスープ)。うまい。完飲しました。
ホテルの目の前の海。
水の透明度。
ここもロン島のThe Secret Gardenの前の海同様に波がとても穏やかで遠浅なので、泳ぎが苦手な人でも安心して海水浴が楽しめます。海底の砂も柔らかくて、ほとんど異物がないので裸足で大丈夫でした。
海から見たホテル。この辺まで来ても、深さはまだ膝上くらいでした。
ホテル所有の小型ボート。予約時に到着日時を知らせておくと桟橋まで迎えに来てくれます。
ぼくらはチェックアウト後にフェリー乗り場の桟橋まで送ってもらいました。
特にいくらとは言われなかったので、チップを支払いました。ありがとうございます。
MOONLIGHT(月明かり)という所以か、夜のガーデンは他のホテルに比べて明るい気がしました。
ぼくらは出かけてしまいましたが、ライトアップされたガーデン内や海沿いで食事をすることも可能です。
ナイトプール。青く光る内部を見て、いろいろ思うことがありました。詳しくはわからないですが。
ロンサレム島のMOONLIGHT RESORTは静かに過ごしたい人向け
ということで独創的な空間と専用プール、そして目の前に広がるキレイなビーチを堪能できるMOONLIGHT RESORTですが、宿泊に関して注意しておきたいことがあります。
- 桟橋からは距離があるので歩くのは大変
- サラセンベイのビーチの内でも賑わっているエリアから離れている
という2点です。
逆を言えば、のんびり静かに過ごしたい人にはとてもおすすめ。
桟橋から距離があるので歩くのは大変
先ほども書きましたが、ホテルが小型ボートを所有しているのでチェックインやチェックアウトの際には桟橋まで送迎してもらうことを強くおすすめします。絶対に歩けないということはないのですが、舗装された道がなく砂浜をひたすら歩くしかないので大変だと思います。特にスーツケースの人は難しいと思います。コンパクトなリュック一個だけって人ならもっと簡単に歩けますが、日中は日差しも強いので水分補給などお忘れなく。
賑わっているエリアからも遠い
サラセンベイのビーチ内でも、人が集まっているエリアは集中しています。そしてそれはオーキッドピアという桟橋の近くのホテルやレストランです。そのため、賑やかなエリアへ食事へ行こうとするとMOONLIGHT RESORTからは少し歩くことになりますが、食事へ行くだけの荷物であれば移動はそれほど大変ではないと思います。
MOONLIGHT RESORT内や近隣のホテルでも食事は食べられますので、人がいないところでゆっくりしたい人には、おすすめポイントにもなります。
ロンサレム島のMOONLIGHT RESORT宿泊まとめ
今回はちょっと変わったつくりが特徴的なドーム型ホテルMOONLIGHT RESORTに宿泊した時の様子をお伝えしました。いつもと違った雰囲気の場所に泊まってみたい人、あんまり人が多くないエリアでゆっくりしたい人、ロンサレム島でプール付きのホテルを探している人には特におすすめです。
Sihanoukville hotel info
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