熱中症になるから暑い日に運動させるなという考えについて

夏も終わりですね。
とはいえまだ残暑が続くと思いますがいかがお過ごしですか?
ぼくは常夏でハッスルしています。

今日の記事は、夏になると毎年ニュースになる運動中の熱中症についてです。

夏の暑い日に体育の授業や部活をしていて、熱中症で倒れる子どもがいると決まって「暑い日に運動なんかさせるな」という話題が出るので書きました。

※この記事は、熱中症なんか恐れずに暑い日も運動しろ!とか酷暑の中のスポーツを推進する話ではありません。

目的は、自分の体を守れる人が増えることと休みやすい雰囲気の世の中になることです。

涼しい部屋でのんびりお読みください。

熱中症になるから暑い日に運動させるな

暑い日の空

というのは思慮が浅いですよね。
体育や部活の時間でのトラブルは減るかもしれないけど、根本の問題は解決しておらず改善にはつながらないからです。

根本の問題とは?

ここで言う問題は、熱中症にならないための対策と熱中症症状が出た場合の対策を理解できないということです。

要するに「自分の身は自分で守る」という生きる力の育成。

既述の通り、暑い日に体育の授業を中止すれば体育の授業中の熱中症は防げるかもしれません。

学校を卒業すれば体育も部活もないけど、夏の暑い日に体を使わなくてはいけないシーンは多々あります。

その時に誰が身を守ってくれますか?

自分の体の変化に自分で気がつき、適切な対処が取れる力を身につけることが大切だと思うのです。

リスクを排除しても解決しないこともある

暑い日にも運動をしなさい、とは言えませんが学ぶべきことは多々あります。

そして、暑い日の運動は根性を鍛えることではなく自分の体を守るための予防策を知ったり、自分の体の変化に気づいたり、異変に気付いた後の対策を知っておくなどいくつも意義があります。

「暑い日に運動させるな」という意見は、こういった学びを知る機会が損なわれることにもつながりますので、暑い日の運動を危険要因として葬り去るのではなく、自分や仲間の体調と環境や対策を考える良い機会になればいいですね。

暑い日に運動しても熱中症にならないための予防策

暑い日に飲んだドリンク

大切なのは、危ないことを知ること。

何事も準備が大事。

  1. 予備知識や基本事項の確認
  2. 環境を整える
  3. 運動以外にも危険があることを知る

予備知識や基本事項の確認

熱中症を防ぐための基本的事項です。

  • 睡眠不足に注意する
  • 食事をしっかり摂る
  • 体調に違和感がある時は無理をしない

基本的なことですが、こういった内容を指導者が声かけしたり仲間同士で確認し合うだけで防げる率は高まります。

「わかっているよ」と思わず、口うるさいくらい徹底していい。

ちなみに、朝一杯のみそ汁飲むだけでも、熱中症を防ぐ確率は高まるらしいです。

環境

運動中の環境を整えておくことも大事です。

  • こまめに休憩、水分補給をする
  • 着替えをする
  • 調子が悪い時に無理しなくていい雰囲気を作っておく

特に3つ目が忘れられがちで、体調が悪くなること=根性なし、能力が低い、たるんでいる などと捉えず誰でも調子が悪くなる可能性があると言う視点を持っておくことが大事ですよね。

監督や先輩が怖くて言えないとか、そういう雰囲気は誰も得しないのでやめた方がいいと思います。

運動以外にも危険があることを知る

で、なんでこんな記事を書いているかと言うとスポーツをしていなくても熱中症にある危険があるからです。

「暑いからスポーツやめろ」と言ってやめたって、残念ながらこの世の中は「暑いから会社に行きたくない」は通じません。

  • 暑い日だって子どもの送り迎えはあるし
  • 営業で外回りが続くかもしれないし
  • 家の中にいても熱中症になることがあるし

熱中症に限らずですが、いつ、どこで自分ごとに変わるかわかりません。

繰り返しですが、だから体育の授業もやれ!ということでは全くありません。

暑い日に運動することが問題ではなく、大切なことは向き合い方ではないでしょうか?

この暑さとどう向き合って、自分はどんな準備をしておくのか?

万が一の時に適切な対策を取れるのか?

こう言ったことを考えて実践しておくことが、社会に出てからも役立つ大切な知識であり教育の意義であるとぼくは思うのです。

まとめ

危ないことを危ないからと言って、何でもかんでも排除したり批判していても本当の豊かさは生まれません。

どんな状況に立たされても自分の身を守れる生命力と、自分や自分の大切な人の命を守るための準備と適切な行動が溢れる世の中になったらいいですね。あと、休みやすい雰囲気。

体育の先生をもう一回やろうかなとか思う今日この頃でした。

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