【カンボジア 小学校 建設】でググると…
ぼくのブログ記事が検索順位1位2位です。めでたい。
狙ったキーワードとタイトルで、検索順位のトップを取れているからか学校建設に関するお問い合わせも増えてきました。
カンボジアの小学校建設はやりたいからやるってものじゃないって記事でも書いたのですが、こういう活動ってこちらが「したいからする」訳ではないんですよね。
途上国に小学校を建設することそれ自体は夢にも目標にも値しないんです。
建設が始まるまで、建設中、建設後、開校まで、開校後。
隠すことでもないので、建設にいくらかかるかとか、建設までの手順とか公開しています。
本当にその時々でいろんな問題が起こります。それでも、カンボジアに小学校を建設したいですか?
カンボジアに小学校建設すると待っているこんなこと
抜けられない課題はこんな感じです。
- 「ぼくも建てたいです!どうしたらいいですか?」という不毛な連絡に返信する
- 「偽善者!貧困ビジネス野郎!」って言われる
- 「クラウドファンディングでお金集めたのになんで贅沢しているの?」って言われる
- 「昔と変わった」って言われる
ざっくりですがこんな感じです。
「ぼくもカンボジアに学校を建てたいです」という不毛な質問
正直、こういった連絡に時間を割くことが嫌でして。
友達にLINEするかのように連絡してきて、タダで話聞こうとしたり、相手の時間を奪う人めっちゃ多いです。
そのためにブログの中でいろいろ公開している訳なので、全部見てからそれでもわからないことを聞いてほしいなって思います。
問い合わせした人「ぼくもカンボジアに小学校を建てたいです。どうしたらいいですか?」
ぼく「まず、村長さんと村の状況確認して〜教育省になんちゃらかんちゃら…(長文)」
で返信なくなるのがほとんどです。
時間カエシテ。
あと、ぼくら外国人が実際に教育現場に立ち入るって思っている以上に簡単ではないです。
カンボジアに学校建てる前に知っておくべきこと
・学校を建てたらみんな目を輝かせて通う
・村に行くと自分は人気者
・みんな日本語を教えてほしいと思っている幻想です。
夢をぶち壊す気はないですが、ただの現実です。
映画やドラマのようなキラキラしたものではないです。— 北川勇介@シェムリアップでこだわりのカレーとコーヒー (@yusukeworld_) 2018年7月5日
「貧困ビジネス野郎!」って言われる
カンボジア人とか子ども達を見世物にして金を稼ぐ貧困ビジネスやろうって言われることが増えます。
やってきたこと知らないでよく勝手なこと言えるな。全部読め!
クラウドファンディングでお金集めたのに何贅沢しているの?っていう謎の質問
これはぼく以外にも言われている人を見たり聞いたりするのですが、クラウドファンディングで人からお金を集めたのに「食べたいものおなかいっぱい食べたりお酒飲んだりしてる」って言われたりします。
クラウドファンディングでお金集めたお金で食べたり飲んだりしていないのに、なんでそんなこと言われなきゃいけないの?
しかも、贅沢っていうよりも、それ言い出す人よりちょっと単価の高い食べ物食べただけで。
「昔と変わった」って言われる
学校建てるまでは建てることに必死で、始まったら始まった時に出る課題に必死で。
でも、何かあるたびに「募金してください。寄付をください。」なんてことやりたくないから、ぼくはぼくでビジネスをいくつも作っています。
もちろん学校以外のところで。
みらいスクールに毎日行っていた時は「仕事何してるの?食べていけるの?」と心配され。
実働が表に出てくると「学校行かなくていいの?」と心配される。それくらい人の声はテキトーで耳を貸さなくていいってこと。
誰かに合わせて行動を変えても、何か言われるから。— 北川勇介@シェムリアップでこだわりのカレーとコーヒー (@yusukeworld_) 2018年7月3日
働いている様子が見えないと「収入大丈夫?」と心配され、働き始めると「学校も行かず何やってるの?なんでカンボジアにいるの?」と言われる。
やっていることの表だけ見て「変わった」とか言い出す。
まとめ
カンボジアに小学校を建設しても、映画やドラマのようなキラキラした展開は待っていませんよ?
そして、ぼくら外国人が現地の教育に介入することだって容易ではありません。
建設したってだけで、何も言ったりやったりしなくなれば「建てるだけ建てても意味ない」とか言い出す人がいて。
建設した後も関わり続ければ「見世物にして金稼ぎしてる」とか言い出す人もいる。
建てたって子ども達は毎日ルンルンで通う訳でもない。
それでも、関わることへの覚悟はありますか?
けっこうしんどいですよ?
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