キノコが嫌いです。全世界からあらゆる食べ物が消えてキノコしかないってなったら間違いなく餓死を選ぶ!!!と思っていました。
小学生の頃には、とんねるずの食わず嫌い王決定戦を見ていて「嫌いなものを口に入れて隠す自信ないからどうか大人になったらここに呼ばれませんように!!!」とか「俺、マリオじゃなくて本当よかった…」とか思っていたくらい嫌いでした。なぜあれを初めて見た人類は口に入れたのかいまだに謎。
そんな嫌いな食べ物を克服していくことにしました。一気には無理ですが徐々に。そんな様子をまとめましたので「俺もキノコ嫌い!!!」「好き嫌い減らしたい」って人は一緒に頑張りましょう。
なんでキノコ嫌いを克服?
以下の本を読んだからです。
- 自分で作れる料理の幅を広げたいと思った
- 海外に住んでいても日本の時候や節季を感じて何かできたら豊かな暮らしだと思った
- 旬な食材を自分で選んで扱えたら人生楽しいだろうなと思った
- などという理由から「となると、キノコ食べられないのは結構損なのでは?」と感じるようになった
からです。
キノコを食べるメリット
しかし35年間避けてきた因縁の相手です。一冊の本を読んだくらいで「よし、食べてみるか!」とはなりません。そこで改めてキノコのことを調べてみたところ
- β-グルカンが豊富
- 免疫力を高める効果が期待できる
- 腸内環境を整える
- コレステロールを下げる
- ビタミンDが豊富
- カルシウムの吸収を助ける
- 骨を丈夫にしたり筋肉の発達を助けてくれる
- ビタミンDを食品から摂取しようとするとキノコや魚介など限られた食材のみ(希少)
- ナイアシンが豊富
- ビタミンBの一種で糖質、脂質、たんぱく質などの消化吸収を助ける
- アルコールを摂取するとアルコールの代謝のために消費されるので酒飲みは不足しがち
- パントテン酸
- 糖質、脂質、たんぱく質などからエネルギーを作るビタミンの一種
- ストレスを和らげるはたらきにも期待ができるため「抗ストレスビタミン」とも言われているので幸せになれそう
- ビオチン
- 糖質、アミノ酸、脂質などの消化吸収を助ける働き
- 炎症予防やアレルギー症状の抑制
などの知識を得ることができ、その結果「これだけ健康になれそうな要素があって食べられない物が一個でも減るなら、ちょっとずつチャレンジしてみるか」という気持ちになりました。
ちなみに上記に掲載した栄養素はキノコの種類によって含有量も変わりますので、詳しく知りたい人は「キノコ 栄養」とかで調べてみてください。
嫌いな食べ物を克服していく時の気づき
嫌いだった食べ物を一つずつ克服しようとした途中で感じたことです。
- 嫌いな食べ物のほとんどは食わず嫌いかもしれない
- 実際食べてみると思っていた以上に嫌じゃないかもしれない
- それでも無理なものは食べなければいい
- でも食べてみたという経験が大事
- 克服できるとアガる
- スーパー行って「キノコ買ってみるか」ってなれる自分が新鮮
- 実際買ってみたものの調理や保存の仕方がわからない
- のでいちいちググる
- また賢くなれた
- 外食の時にいちいち気にしなくて良くなるの楽
- 今までなら写真にキノコが見えたらアウト
- 食べたいけど怪しいものは「これキノコ入ってますか?」って店員さんに聞いた
- 入っている場合には「キノコ抜けますか?」など手間をかけさせた
- 入っていると知らずに頼んで届いてからどうやって避けて食べるか考えてた
- 自分で作れるものが多いとこの先の人生の選択肢が広がる
- 季節とか旬とかを意識して食材を選べたら生活が豊かな気がする
- 山菜狩りとか狩猟とか養鶏とかの知識やライセンスがあれば収入がなくなっても野たれ死なないかもしれない
という感じで、好き嫌いがあったって別にいいけど、なきゃない方が生きていく上でストレス減るなーって思いました。また一段階、人生のハードルが下がった感じ。ありがとうございました。
キノコ嫌いが克服した記録
克服した順に書いています。
キクラゲ
これは克服したと言うより「キノコだとは知らなかった」というのが事実。キノコ嫌いだったぼくになんとか食べさせるために母親がついた「キクラゲはクラゲに似た海藻」という優しい嘘の影響です。なので小さい頃から食べられます。
ちなみにキクラゲがキノコだと知ったのは26歳の時。我ながら純情すぎる。
えのき
一番ハードル低く挑戦できたキノコです。見た目が細いのでキノコ特有の食感をそこまで感じなくていいです。しかも無味無臭。鍋や味噌汁に入れたり肉や他の野菜とさっと炒めたり汎用性高そう。
こちらは人生で初めてえのきに課金をして、自分で調理したある日の晩御飯。味噌汁の中にえのきを入れてみました。あと見にくいですが豚肉と玉ねぎの炒め物にもえのきがいます。
ブナピー
AirPods Proみたいな見た目のやつ。えのきに比べて食感が気になりますが、味がないのが救い。こちらもえのき同様、鍋に入れたり肉や他の野菜とさっと炒めたり。
しめじ
ぶなぴーの黒いやつ。
こちらも肉野菜炒めに紛れ込ませたり、味噌汁に入れたりしました。
小学生の頃、冬の遠征で相手チームの保護者が作ってくれた赤だしの豚汁にキノコが入っていました。宮下コーチっていういい人だけどすごい怖いコーチが「出されたものは絶対残すな!!!」って叫んでいて、食べ終わった器を見せないといけなかったのがリトル時代のしんどかったハイライトの一つ。そこから20数年経って、赤だしとキノコの相性がいいとようやく気づきました。
こちらは先日のBBQにて。しめじのバター醤油ホイル焼き。うまい。
パスタにも。ホタテとキノコのスープパスタ。
舞茸
舞茸は天ぷらにすると美味ですね。食べられるようになってよかった。
あと鍋にキノコ類をぶち込んでおくと栄養価も高く、体の中からキレイになっていいです。
まとめ
そんな感じで、克服したキノコから追記していきます。みんなも食わず嫌いに挑戦してみよう。
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