「バックパック一つに収まる荷物で暮らすことが無理だった、たった一つの理由」という記事でも書いたように、ぼくにはまだ必要な持ち物を一つのカバンにまとめる力はありませんでした。
やらなくてはいけないことをやるために、まだまだ物に頼らなくてはいけない。これからも旅先での生活の利便性を確保しつつ、仕事をするにも申し分ない持ち物の選別、それを収納するカバンの見直しを行いました。
旅と暮らしに必要な持ち物を持つためにしたこと
カバンを一個から二個にしました。
カバン一個に拘っていた理由
- LCCに乗れるので費用が浮く
- ロストバゲージしない
- 到着空港で預け入れ荷物が出てくるの待つのが怠い
というのが主な理由。
冒頭でも書いたように、旅先での生活の利便性を確保しつつ仕事の効率も落とさないための持ち物はカバン一つには収まりきりませんでした。物理的に収納できたとしても、機内持ち込み制限の7kgを超えてしまうので飛行機乗る時のルール的にアウト。
カバンを二個にした
旅行行くだけならどんなに長い期間でも7kg以内で余裕ですが、暮らすとなると仕事がつきまとうので仕事道具の持ち運びが必須になります。機材だけで7kgあった。
旅と暮らしに必要な持ち物を入れるためのカバン選びのコツ
必要な持ち物をしっかり持つためのコツは、二つのカバンを用途ごとに分けたということです。用途とは日常生活のために必要なものと、仕事のために必要なもの。
こうしておけば、仕事へ行くために日用品を持ち歩かなくて良いし、仕事がない日はMacBook Proの入ったカバンを触らなくて済むので持ち物の管理も簡単。
生活のために必要なものを入れるカバン
主に着替えやアメニティー類をまとめた生活用品を収納するためのカバンです。これが入っていればとりあえず日常生活に支障はないもの。
- ある程度の容量があって
- 開閉しやすい大型ファスナー
- 中身がよく見渡しやすく
- 多少重たくなっても耐久性の高いもの
みたいな基準で選びました。
ある程度の容量と書きましたが、大きすぎると機内持ち込みの対象から外れてしまいます。既述の通りですが、仕事のない旅行の日であればこういったカバン一つで身軽に出かけられるので大体30L以内がベストだと思います。
仕事のために必要なものを入れるカバン
こちらは仕事道具を収納するためのカバン。
- そこまで容量は重視しない
- むしろスタイリッシュな見た目
- 多機能な使い方できる
- フォーマルな服装にも合わせやすい
- 電子機器類の収納に向いている(保護パット内臓など)
- 細かなインナーポケット付き
みたいな基準で選びました。結果としてはリュック、手提げ、ショルダーに可変する3wayバッグ。
先ほど紹介したリュックを背中に背負いながら、このカバンを手で持ったり、もしくはお腹側からリュックのようにして持ったりできて便利。
旅と暮らしに必要な持ち物(カバンの中身)
実際に持っているものたちをまとめました。
生活のための持ち物→グレゴリーのデイアンドハーフパック
仕事のための持ち物→グレゴリーのカバートクラシック
に入れています。
デイアンドハーフの中身
生活のための持ち物一覧です。
一眼レフカメラ
愛用しているNikonのD750です。
サングラス
日差しが強い国、砂埃が多い地域へ行くことが多いので、サングラスは必須です。
(追記)サングラス変えました。
トラベルポーチ
いつでもどこでも、急なお泊りにも。(変な意味じゃなくて)
着替え
無印良品のたためる仕分けケースに収納した衣類たち。肌寒い時や小雨対策に、パタゴニアのトレントシェルを持ち歩いています。
ミニショルダー
グレゴリーのアセンド・ミニショルダーには財布とか小物が入っています。デイパックすら必要ないときは、これだけ肩からかけて街へ出ます。
その他
これを基本に、泊りの時は着替えや機内泊の場合にはお気に入りのブランケット、必要に応じてカメラ用の三脚などを詰めて出かけます。
グレゴリーカバートクラシックのカバンの中身
仕事用に厳選したアイテムを詰め込んだカバンの中身です。
MacBook Air
ぼくの仕事の命綱です。ケースはFREITAGのかっこいいやつ。
モバイルバッテリー
「モバイルバッテリー使うなんて携帯依存症かよ」って思っていましたが、下書きや下調べしてるとすぐ電池なくなりました・・・。
ブルーライトカットメガネ
賛否両論ありますが、ぼくは使っています。
ブリーフケース&ルーズリーフファイル
領収書や請求書などをまとめておくブリーフケースと、アイディアを書き込んだルーズリーフは無印良品で買ったものです。
小物関連
グレゴリーのポーチ(旧ロゴ)の方には、必要最低限の文房具とか小物、認印などが入っています。
新ロゴの方にはポータブルHDDとWi-Fiルーターが入っています。
その他、電子機器類の充電器や電子辞書、イヤホンなども持ち歩いています。
汗拭きシートはなくてもいいんですけど、汗臭いまま人に会うのもなんかアレかなって思って一応持っています。
まとめ
カバンを二個に分けたことによって「生活のための道具はこっち」「仕事道具はあっち」と区別できたのが非常にいい。本来、物があっての用途ではなく用途ごとに物があるはずなのでこれによって外出や作業がスムーズになって効率的な暮らしになることでしょう。
ちなみに自宅にいる時も変化はなくて、このまま二つ置いておけば地震などの災害が来てもこれ持ってさっと避難したら大丈夫。
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