カンボジアの南の島(ロン島・ロンサレム島)へ行ってきた旅行記です。街や島の様子、雰囲気を感じてもらえればと思います。
1日目
ロン島・ロンサレム島へ向かうメジャーな行き方は、シアヌークビルという街からのフェリー(スピードボート)が一般的です。普段暮らしているシェムリアップからシアヌークビルまでは、距離にしておよそ530km。今回は20時30分発のナイトバス(スリーピングバス)で11時間かけて向かいました。
2日目
朝7時20分頃にシアヌークビルへ到着。今回乗車したGiant Ibisというバス会社でシアヌークビルから島へ渡るフェリーのチケットを買えるとのことでしたので往復で購入。片道で15ドル、往復だと25ドル。
シアヌークビル→ロン島→ロンサレム島→シアヌークビルと移動しましたが、島間のチケットを別で買えば、行きと帰りの島が違っても往復券は有効です。日にちの指定もないので半券を無くさずに持っていれば大丈夫。ということでお得な往復券を購入。
バス会社からフェリー乗り場まではトゥクトゥクで向かいます。バス会社のあたりにたむろしているドライバーたちはガラも態度も料金も良くない人が多いので極力使いたくないのですが、シアヌークビルはGrabが使えなかったのでしゃーなしで乗りました。7ドル。完全にリゾート価格。運転も荒いし偉そうだし当たり前のようにお釣りないしだったので、こういう嫌な思いしたくない人は配車アプリはPassApp入れておくといいかもしれません。
7時半にバス降り場を出て7時45分前にはフェリー乗り場に着きましたがフェリーは8時半です。暇すぎる。なので近くの食堂で、海鮮クイティウを食べました。うまい。12,000リエル(3ドル)と一般的な値段。
上の写真の右側の青い屋根のお店で食べました。乗船前にお腹を空かせており、時間を持て余している人は是非ご利用ください。
クイティウを食べてフェリー乗り場に戻ってきました。
港って感じ。
今回はBUVA SEAというフェリー会社。他にもいくつかのフェリー会社があり乗り場もそれぞれ異なります。BUVA SEAは手前から3つ目くらいでした。
時刻表。写真では朝は8時発に見えますが、今回は8時半。
8時20分頃から乗船開始。乗る時にどっちの島のどのビーチに行きたいのかを伝えます。一部停まらないビーチもあるのでチケットを買う時に確認が必要です。大きなバックパックやスーツケースがある人は、乗る時に預け入れになります。
ぼくらの今回の荷物はそれぞれ40Lのバックパックとサブバッグ(ぼくはNIKEのブラジリアンナップサック、彼女はアークテリクスのMAKA2)でしたが、この程度なら座席の足元や膝の上に置けるので預け入れは不要。
フェリー内の様子。各座席にライフジャケットが用意されていますが、誰も着ないしアナウンスも特にされません。行きは乗船率ほぼ100%。港に停泊中は直射日光の当たる席に座ってしまったので、出港までの間に汗だくで干からびるかと思いました。
飛沫を上げて出航しました。まず目指すはロン島です。
約45分後、ロン島へ到着しました。ロン島のことはちゃんと調べていなかったのですが、行ってからなんとでもなると思っていました。なんともならないこともあるので、皆様方に置かれましては事前にお調べいただくことを強く推奨します。
ぼくの場合はフェリーは同じ島でもいくつかのビーチに停まるってことや、島内でのビーチの移動はあんまり簡単じゃないということを後から知りました。ここはロングセットビーチというエリアですが、後から知れば知るほどここで降りる理由はなんだったのかってくらい何もなかったです。
そんなことも知らずに上陸しました。この時点で既に海が綺麗すぎて、テンションが上がりきっています。
桟橋を越えてすぐのところでバイクをレンタルしました。何にも考えていないからです。1日15ドルで2日分。ぼくらはどこへ向かうのでしょうか?
とりあえずロングセットビーチのフェリー乗り場からちょっと行ったところにココナッツビーチなるものがあるとのことで、そこを目指すことに。ビーチを離れると写真のような景色がずっと続きます。本当に何もない。
しかしココナッツビーチには辿り着けませんでした。Googleマップ上には道があるのに、実際にはない。少なくとも写真のような舗装された道は、Googleマップ通りとは限りません。バイクでいろいろ行こうと思っている方々はお気をつけください。
仕方がないので進行方向を変えました。相変わらず当てもなく走っていると、見たことある名前の看板が。Booking.comで調べて気になっていた宿でした。
先ほどの看板からしばらく歩きますが、進んだ先には絶景が待っています。
このようなビーチが、ぼくらを待っていました。一目惚れしてしまい、ここに2泊することに決定。The Secret Gardenの宿泊レビューは別記事で写真いっぱい使ってまとめていますので、気になった方は是非ご覧ください。
部屋にチェックインした後は水着に着替えて、椰子の葉のパラソルの下でのんびり。
ビールを飲んだり、
海に入ったり、
頃合いを見てランチをキメたりしました。
食後は一旦部屋で昼寝して再び浜辺へ。
のんびり海を眺めたり、
サップをしたり、
疲れたらサップの上で波に身を任せたりするなどして過ごしました。
存分に海で遊んだ後は、夕焼けがキレイそうだねってことで早めにシャワーを浴びて夕日鑑賞。
完璧でした。
ホテルのレストラン&バーで乾杯。普段飲まないものを飲みましょうってことでカクテル(ピニャコラーダとシンガポールスリング)をいただきました。食前酒にカクテルキメると、飲み過ぎなくていい気がします。
夕食。本日の魚、バッファローチキンウイング、生春巻き。味はどれもおいしかったのですが、欧米なメニューの頼み方に慣れていないので、食べたいものを頼んだら全部一緒に出てきました。
他の人の頼み方を見ていると「スターターには〇〇を、メインは△△を…」みたいな頼み方をしていて、なるほどそうやって頼めば順に出してくれるのねという学びを得ました。
追加で注文したクラフトビール。PALE ALE、好きな味です。
レストラン&バー、屋根下は明かりがあって明るいのですが、砂の上に設置されたテーブル周りはちょっと暗め。持参したBeszingのランタンが仕事してくれました。
食後はちょっとだけナイトプールして就寝。キレイなビーチでテンション上がっていましたが、前日のナイトバスの疲労が中年には溜まっていた模様。ぐっすり寝ました。
3日目
部屋の前から見た朝日。最高の1日になる気がしました。
自前のコーヒーのドリップセットとタンブラーを持ってきたので、旅先でもいつものおいしいコーヒーが飲めます。
部屋の棚の高さがいい感じにスタンディングデスクだったので、ちょっとだけ仕事をしました。
朝食は7時からだったので7時ぴったりに行ったらもう食べている人がいました。パン、シリアル、ヨーグルト、コーヒー、ジュースなどはセルフサービス。
別途注文もできます。最近はきのこ嫌いを克服しつつあるので、積極的にトライ。ちょっと苦手な類でした。
食後はツーリングがてら島散策。いつも思うけど、大学生の時にお金貯めて中免とって本当よかった。旅先でも気軽にバイクに乗れる。昨日バイクを借りた時に「足りなくなったら入れて」と言われて渡されたペットボトル詰のガソリンを入れてレッツゴー。
この時ぼくらはまだ、バイクで島一周できないなんて知らなかった…。
島の道路は結構アップダウンがあります。山を切り拓いたって感じ。画像だと伝わりにくいですが、結構下っています。
一方こちらは上り坂。
途中見かけたエコツーリズム・コミュニティと書かれた場所。トレッキングとかカヤックとかできるっぽい。まだやってはいませんでした。
ソクサンビーチの方へと来ました。道は舗装されていません。
馬がいました。
ソクサン小学校。子どもたちがいっぱいいて賑やかでした。
急に行き止まり。舗装されていない土の道がいつの間にか砂の道に変わってここでバイクのタイヤが埋もれるという事態に。この先は一体何を作ろうとしているのでしょうか。
来た道を戻って今度はトゥーイビーチを目指します。トゥーイビーチがロン島へ来た人が多く行くであろう場所。ゲストハウスやレストランもいっぱいあるとのことで、海鮮を食べまくるぞーと出かけていきましたが、この坂の向こうにあった岩ばかりの下り坂を前に行く術を失いました。残念。
ということで、これ以上バイクに乗っても行けるところないなってなったので1日半でバイクを返し、タクシー(ピックアップトラック)でホテルまで送ってもらいました。
べ、べつに出かけていかなくたって俺たちにはこのビーチがあるじゃないか!などと強がってホテルの目の前の海を楽しむ作戦に変更。
お昼ご飯で食べたフィッシュタコス。白身の魚が柔らかくてフライはサクサク。とてもおいしかったです。
午後はビーチ沿いを歩いてパゴダビーチの桟橋の方を散策。途中にあったブランコ。そこらじゅうにブランコがあって、ビーチ沿いにブランコつくっときゃバエると思うなよ、と思いました。ビーチ沿いのブランコに乗って写真撮るなんて、観光客のやることですよ。
ぼくらは観光客です。
桟橋にきました。この辺はフェリーが停まるだけあってちょっと深い。あと流れもそこそこ早かったです。魚がたくさんいました。次またThe Secret Garden泊まる時はパゴダフェリーでここまで来よう。
戻ってバナナシェイクを飲みました。シェイクじゃなくてフレッシュジュースにすればよかった。
夕暮れ時まで再び海を満喫。写真を撮り忘れましたが、二人乗りカヤックをやってあっちこっち行ったり来たりしました。防水カメラがほしくなってしまった。もしくはGoPro。
シャワー浴びて早めの乾杯。彼女はピニャコラーダにハマって二日連続。ぼくは飲んだことないもの責めたくてネグロニを注文。薬膳っぽかった。
夕食で食べたイカの胡椒炒め。
ガーリックシュリンプ。どちらもうまい。ネグロニは全然進まないので、一旦傍においてビールを注文。
この日の夕焼けは最高で、この後も余韻に浸りながらゆっくり晩酌。かと思いきや、小雨が降ってきて屋根下に移動したりしながらアイスまで食べました。食後はまたもやナイトプールして遊び疲れて爆睡。毎日こんな感じがいい。
4日目
朝日を見ながら「もうここ(ホテル)出るのか…」と思いました。本当なら今日はロンサレム島へ行くはずでしたが、ホテルが気に入りすぎてもうずっとここにいたらいいんじゃないかって思ってしまっている。
朝ご飯のヌードルスープを食べながら二人会議。結局「また来ればいいよね」ってことでチェックアウトを決意。前日バイクを返しながら、ロンサレム行きのチケットも買っておいたので、乗船時間(12時)に合わせて送ってもらうようにお願いしました。
それまで遊ぶぞ!と張り切って水着に着替えたら雨。まだ帰らないでくれって言われているみたいでした。
が、1時間もしないで快晴。また来てねって言われているみたいな空でした。
早めに荷物をまとめてレストランへ。
スイカシェイクとビールを注文。
12時の船で昼食遅くなるかもしれないから軽く食べとくかって二人で半分こしたフィッシュタコス。これ本当うまかった。そして、これ食べておいて本当よかった。
車で送ってもらってロングセットビーチへ。
ロン島からロンサレム島行きのチケット。一人14ドル。聞いていたよりちょっと高えなって思いましたが、まあいいです。値段なんかより許せないことがこの後起こるからです。
〜12時15分頃〜
ぼく「船はまだなの?」
おじさんA「昨日パーティーがあってたくさん飲んだからまだ船が出れないらしい」
ぼく「何それ?何時に来るの?」
おじさんA「わからない」
ぼく「12時に来いって言われて来たのに何時に来るかわからないのひどくない?これ以上遅れるなら値下げしてよ」
おじさんB登場
おじさんB「ん?どうした?」
おじさんA「遅れるなら値下げしろって言い出した」
おじさんB「(チケットを見ながら)まだ遅れていない。12時にここに来て12時半に船に乗るから」
ぼく「昨日そんなこと言ってなかったじゃん」
おじさんB「私は言った。12時にここに来るように」
ぼく「じゃ12時半に船は来るんだね?」
おじさんB「わからない」
ぼく「なんで?」
おじさんB「私の船じゃないから」
ぼく「チケット売ったのあなたですよね?」
おじさんB「船が来なかったらお金返す!!!」
ぼく「いや、ロンサレム島でホテル予約してあるから船出ないならホテルのキャンセル料も出してよ?」
おじさんB「それは私には関係ない」
ぼく「じゃ、船を出して!できるだけ早く」
おじさんB「私の船じゃない」
ということで全く話にならなかったのですが、ぼくと彼女ともう一人欧米系のお姉さんで呆れて待っていたら、おじさんも気まずくなったのか
おじさんB「あなたたち3人のために船を用意した。追加のお金はいらない。私が負担する」
と謎のことを言い出しました。
追加のお金はいらないってなんだよ。そりゃそうだろ。お金出して頼んだものが来ないんだから。って思いましたが口には出しませんでした。
ってことで予定より遅れること45分。船が来ました。
いや、桟橋に寄せないんかーい。
なにはともあれ無事出航。したはずでしたが向かっている方向が変です。
トゥーイビーチに着きました。まだロン島です。そしておじさんCが駆け寄って来てこう言いました。「私のゲストも乗るから少し待って!今支度しているので15分くらい!あなたたちも何か必要なら降りて買い物に行っても大丈夫」と。
おじさんBはさっき「あなたたち3人のために船を用意した」って言ったよね。聞いてもないこと勝手に言って結果嘘になるの本当不憫。あと欧米人のお姉さんが「ま、カンボジア人の15分は15分以上かかるけどね」ってボソッと言ってたの死ぬほど笑った。
結果30分ほど待ったのですが、痺れを切らせたぼくが何か暇つぶしに行こうと思って船を降りて陸の方へ歩き出したらおじさんCが来て「どこ行くの?もう船が出るよ!早く来い」と言われました。え?
ということで再び出航。もう一人欧米系のお兄さんが乗って来て乗客は4人。
途中はるか彼方に、シアヌークビルの高層ビルが見えたり
漁船が見えたり
作りかけのまま放置されている建物が見えたりすること、およそ45分。
ロンサレム島のサラセンベイビーチが見えて来ました。船旅自体は楽しくていい時間でした。最初から時間通り来てくれてれば全く文句はありません。人の時間を蔑ろにするのは、お金をぼったくるより罪が重いと思う。絶対に遅れるな!!!とは言いません。もう少し誠意を持って接してほしいとは思います。
またこういうところで停まりました。
トゥーイビーチで乗り込んできたお兄さん、自分もそこそこ大きなバックパック背負っているのにお姉さんのスーツケース持ってあげてて優しい。この写真撮ってたら「OH〜!!!まだカメラに向かってポーズする準備できてないよ〜」と叫んでいました。ノリ良すぎ。
ボート降りて少し歩いたところに賑わっているいい感じの雰囲気のところがありました。SARA Resortというホテルのレストランでひとまず休憩。時刻はすでに14時半近く。腹ペコです。
パッタイとチャーハンをシェアして食べました。どちらもうまい。
ロンサレム島はカンボジアのキャリアを使っていてもほとんど電波が入りません。だからカンボジア在住者なのにホテルやレストランのWi-Fi頼み。ちなみにこの店のWi-Fiパスワードが「Good bye Covid」なのもいいなあと思った。カンボジアは完全にコロナのこと誰も話さなくなりました。
ご飯食べ終わって今夜の宿を検索。彼女が泊まりたがっていたSUNBOO Beach Bungalowsというところにしました。
しかしこの宿へ行くためには、ボートを降りたサラセンベイのビーチからサンセットビーチと呼ばれるエリアまで歩かなくてはいけません。Booking.comの口コミや宿の概要を読むと、距離は1.3kmほど。所要時間は15〜45分。道はジャングル。と書いてありました。
ビール2杯飲んだ足で行くにはキツすぎた。行き方や道順は別記事でまとめてあるので、ロンサレム島へ来てサンセットビーチを目指す方は参考にしてみてください。
およそ30分後。ぼくらは無事サンセットビーチへ抜け、SUMBOO Beach Bungalowsへ到着しました。汗でビール全部出たと思います。
ウェルカムドリンクがデキャンタで出て来ましたが余裕で飲み切れました。
今回の宿はエアコンなし、ホットシャワーなし、Wi-Fiなしの超絶ネイチャーリゾート。社会と文明の利器から距離を置いて人間らしく過ごそう。SUMBOO Beach Bungalowsの宿泊レビューは別記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
チェックイン後は海に入りましたが波が高いし激しい。昨日までと全然違ってビックリした。
ということで持参したBOSE SoundLinkMicroで音楽かけながらハンモックに揺られて過ごすことに。
宿のお姉さんおすすめのカクテルを飲んでサンセットを待ちます。
初日の夕日は微妙でした。
夜は宿のレストランで食事。
カンポットペッパーを使ったピザがおいしかったです。
夜は蚊帳を貼って寝ました。小学校建設の時の村泊まりみたいだ。夜は波の音が大きくて、すぐそこまで波が来てるんじゃないかって思うほどでした。もちろん来ていませんでした。
5日目
朝起きたら波はとても穏やかになっていました。波も低く波音もあんまりしません。
いい感じの光が差し込む竹造りの建物で朝食をいただきます。宿の朝食は8時からと遅め。スローライフ?
フレンチプレス。不慣れなので戸惑いました。
パンは手作り。
パンケーキは注文がはいてから粉を調合。こだわりの詰まった宿です。
ボディボードやシュノーケルマスクの無料貸し出しがあったので、午前中は海を大満喫しました。
サンセットビーチには宿泊したSUMBOO Beach Bungalowsを含めて4つの宿があります。なので昼、夜、翌朝をここ以外の3つの宿へ行ってみることにしました。サンセットビーチ沿いの4つの宿比較は別記事でまとめていますので、気になる方はぜひそちらもご覧ください。
ランチはRobinson Bungalowsのレストランへ。
旅行の定番バンチャエウ。
外しにくいチャーハン。
島に来たらやっぱり海鮮が食べたいってことでミックスシーフードBBQ。大満足コースでした
食後は、宿の横のダイブショップがやっている珈琲屋で一服。
午後はまた海に入りましたが、夕方はまた波が高くなりました。
早めに水浴びをして夕日鑑賞も兼ねて、HubaHubaというところで夕食。
太陽が水平線に沈んでいくところを見て
最高の夕焼けになりました。ありがとう。
夕食はHubaHuba一押しのハンバーガー。スパイスが効いたソースがおいしかったです。肉もジューシー。
帰り道にビリヤード。翌朝行くつもりだったSleeping Treesにて。今日もいい日でした。
6日目
昨夜も波の音が大きかったです。そして朝は森の方から聞こえた正体不明の鳥の声で起こされました。今日は早起きです。
昨夜の夕食を食べたHubaHubaの前が最高にシュノーケリングスポットだと聞いたからです。お魚パラダイスでした。泳ぎが苦手な彼女もやってみたら楽しかったようで、シュノーケリングが共通の趣味になりそう。マスク買いたい。
海から上がって昨晩ビリヤードをしたSleeping Treesで朝食。
クレープが美味しかったです。
食後はもちろんビリヤード。
宿に帰って荷支度。サンセットビーチともお別れです。
天使が二匹でじゃれていました。かわいすぎる。
にゃーん
来た道を帰ります。険しい山道を再び30分。
サラセンベイに戻って来ました。
The Big Easyというレストランで昼食。ロン島のThe Secret Gardenで隣の部屋に泊まっていた人たちとたまたま再会。何やってたの〜?どこいくの〜?って話になって楽しかったです。
ここのご飯は、マズくはないけど特別「うまっ」ともならない味。ビーフサラダにルッコラが乗ってるって書いてあったので頼んだけどなかったのが残念。
ここのWi-Fiを頼って再び宿探し。当初の予定ではロン島2泊、ロンサレム島2泊の予定でしたが、サンセットビーチへ泊まることになったことで、チェックアウトした後に山道歩いてそのままフェリー、夜行バスは汗臭い!絶対イヤ!!!とワガママを言って延泊しました。
ロンサレム島のサラセンベイ沿いで泊まったのは、SUMBOO Beach Bungalowsのお姉さんがおすすめしてくれたMOONLIGHT RESORTというホテル。あのナメック星を彷彿とさせるドーム型の宿です。おもしろい。
こちらも個別で宿泊レビュー記事を書いていますので、是非そちらもご覧ください。
宿情報を見てみる▶︎Booking.com/Trip.com
チェックインした後はホテルのプールで一旦のんびり。
その後、ビーチへ繰り出しました。この時点で「ああ、もう明日帰るのか…もっといたい」と思っています。延泊したくせに。
その後シャワーを浴びて早めに出陣。ロンサレム島へやって来てすぐに立ち寄ったSara Resortのレストランへ。Beach BBQを目指してやってきました。
こちらが注文したミックスシーフードのスモールサイズ。これを二人で食べても足りませんが、今夜は一軒一品ずつで梯子酒しようってことになっているので十分な量。サイズ感を伝えたくて脇にiPhone置いてみましたが微妙でしたね。
食べている間に日は沈んで、店内には明かりが灯されました。こういう雰囲気好き。
海沿いには火が点々と灯されていて、これまた好きな雰囲気。
2件目。シェムリアップにもある日本人経営宿「Onedarz」のロンサレム島支店。ここが一番人が多くて、さすがOnedarzって感じでした。海外でゲストハウス経営したいけど何からしていいかわからない人は、一旦Onedarzで勉強したほうがいいと思う。
先ほどのシーフードBBQがおいしかったので、ラストナイトは心ゆくまで海鮮を堪能しましょうと全員一致で決まりました。
イカ、今までは別に嫌いじゃないけどすすんで食べたい部類ではなかったですが、ロンサレム島へ来てすすんで食べたいものに変わりました。シンプルに炭で焼いたイカがうますぎる。
海鮮を満喫していたら寄ってきた黒猫が相席。瞳がきれいすぎる。お前絶対大事にされているだろって感じの毛並みでした。ほしそうにするけど、ダメなこともわかっているいい子です。
Onedarzにはいろんなゲームが置いてありみんな楽しそう。ビリヤード台が2台あったのでここでもプレー。カクテル飲みながらやってたらいい感じに酔って帰りました。
ナイトプールする気もないくらい遊び尽くしました。
7日目
朝、海の潮がめっちゃ引いていました。昨日は海だったところが結構陸!
部屋の前で海を見ながら朝食。クメールヌードルスープ(クイティウ)をオーダーしました。うまい。
1日延泊したので午前中は仕事も少々。「やっぱもう少しいようか」って言ってくれないかなと思って多めに作業しておきましたが、帰ることになりました。
MOONLIGHT RESORTは11時にチェックアウト。荷物を預かってもらって隣のホテル「THE ONE RESORT」のレストランスペースにきました。
宿泊したMOONLIGHTがおすすめされなかったら、泊まろうと思っていたホテルでもあります。次またロンサレム島へ行った時はこっちも泊まってみたい。
シービュープールもいいです。
シーフードパスタ。メニュー表にはクリームパスタって書いてあったから頼んだのにトマトパスタでした。
彼女が頼んだシーフードトムヤムスープ。トムヤムスープも今までおいしいもの食べたこなかったからなのか、別に好んで頼みはしない食べ物だったのですが、ここのはおいしかったです。
15時30分のフェリーでシアヌークビルへ戻るので、14時50分頃までプールでダラダラ。
宿泊したMOONLIGHTがフェリー乗り場の桟橋まで送ってくれるってことだったので、15時に荷物を受け取って出発。
またもや水中に降りて移動するパターン。大きな荷物の移動は船のおじさんがやってくれます。
行きに買ったチケットの半券で帰れます。絶対に無くさず取っておこう。あと15時半がその日の最終なので、乗船客多くて乗れないとイヤだなって思って前日に桟橋近くのオフィスで「明日の15時に乗りたい」って伝えて、チケットの裏に日時を記載しておいてもらいました。
が、そんなことは杞憂に終わる乗船率。
ありがとう、ロン島・ロンサレム島!また来るぜ!!!
ちなみに15時26分に船は出ました。出発時間の30分まで待たずに乗客が乗り込んだら出発するので、早めに桟橋へ行っておくといいと思います。
帰りは30分ほどでシアヌークビルの港へ戻って来ました。一気に現実感が増す景色。
港からバスのチケットを買いに行きます。トゥクトゥクで値段交渉するのがイヤなので、PassAppをインストール。行きは7ドル(28,000リエル)だった道が約1.3ドル(7,300リエル)で行けます。どうせ「お釣りない」とか言い出すので、アプリ上で支払い方法にABA PAYを追加。こうしておけばいちいち揉めなくて済む。
乗ってから10,000リエル払ってと頼まれましたが、なんで配車アプリで表示される金額より高い値段を平気で言ってくるのだ。「PassAppは安い!ガスは高い!」と確かになって思うこと言っていましたが、運転雑だし、乗ってから着くまでずっとお金のこと言ってくるし、チップすら払う気が失せた。
行きに降りたバス停の目の前にあるGiant Ibisのオフィスでシェムリアップ行きの夜行バスチケットを無事にゲットしました。
乗車まで4時間近くあるので、彼女がTwitterで繋がっていたソクアンさんのゲストハウスでシャワー浴びさせてもらいつつ夕食をいただくことにしました。
部屋が快適。一泊分支払うつもりでいましたが、少し割引してくれました。ありがとうございます。この御恩はいっぱい飲み食いして返します。
瓶ビールは小さいグラスで飲むとうまい。
カツカレー。男はみんな胃袋掴まれると思う。
彼女が頼んだサーモンとアボガドの丼。ご飯が玄米でした。
からあげ。衣がサクッとしていてうまい。からあげってお店に寄っていろんなタイプがあるからいいよね。
〆。結局日本人はここへ行き着くのです。外食で疲れた内蔵よ、お疲れ様。
再びPassAppに乗ってバス乗り場へ。値段交渉、お釣り問題でくだらないやり取りしたくないからアプリ入れてオンライン決済にしているのに、着いてから現金で払わないことにイヤな態度を取られました。島は楽しいけどシアヌークビルは心が悲しくなる。
バスは定刻通りに乗車、発車しました。
行きと同じタイプのシート。行きよりも走行中の揺れを強く感じて、ちょっと怖かったです。道が悪かったんだと思う。
帰りは10時間ほどでシェムリアップのGiant Ibisのバスターミナルへ。
帰りはGrabでトゥクトゥクを呼んで帰りました。ちなみにGrabはクレジットカードを登録してカード決済にしてあるのですが、それでもドライバーは嫌がらないし、もちろん値上げしてこないし、なんならいい人だったのでよかったです。Grabのアプリは降車後にチップを支払うかどうかの選択ができるので、ちょっとだけ気持ちを上乗せして支払いました。朝から気持ちのいい運転をありがとう。
ということでカンボジアの南の島へ7泊(内2泊は夜行バス)8日の旅の様子でした。
ロン島・ロンサレム島の旅の費用
旅の様子だけでもよかったのですが、旅費はどのくらいかかったかもメモしていたので掲載しておきます。リゾート地なので街中より割高な部分もありますが、旅行の計画の際の参考にしてもらえたらと思います。費用は二人で使った金額です。
支払い項目 | 金額($) |
---|---|
バス(シェムリアップ→シアヌークビル) | 44.0 ※1人22.0 |
Grab(自宅→バス乗り場) | 1.175 |
水(500ml×2本) | 0.25 |
フェリー代金(往復) | 50.0 ※1人25.0 |
トゥクトゥク(バス会社→フェリー乗り場) | 7.0 |
6/9朝食 | 6.0 |
レンタルバイク(2日分) | 30.0 |
6/9昼食 | 24.7 |
6/9夕食 | 35.8 |
6/10昼食 | 30.25 |
6/10夕食 | 42.26 |
宿代(The Secret Garden) | 218.0 ※1泊109.0 |
フェリー代(ロン島→ロンサレム島) | 28.0 ※1人14.0 |
6/11軽食 | 13.5 |
タクシー代(港⇆ホテル往復分) | 20.0 ※1人10.0 |
6/11昼食 | 20.25 |
宿代(SUNBOO Beach Bungalows) | 100.8 ※1泊50.4 |
サンセットカクテル | 14.0 |
6/11夕食 | 30.0 |
6/12朝食 | 14.0 |
6/12昼食 | 27.5 |
コーヒー代 | 4.0 |
6/12夕食 | 30.0 |
ビール代 | 6.0 |
6/13朝食 | 10.25 |
6/13昼食 | 23.5 |
6/13夕食 | 44.5 |
宿代(MOONLIGHT RESORT) | 104.5 |
6/14昼食 | 25.5 |
PassApp(港→バス乗り場) | 1.79 |
バス代(シアヌークビル→シェムリアップ) | 44.0 ※1人22.0 |
PassApp(バス乗り場→ゲストハウス&レストラン) | 1.35 |
6/14夕食 | 27.0 |
ゲストハウス部屋代(Soriya Guesthouse) | 25.0 |
PassApp(ゲストハウス&レストラン→バス乗り場) | 1.35 |
合計 | 1,110.225 |
まとめ
シェムリアップからシアヌークビル(ロン島・ロンサレム島)へ2人で1週間ほど行くと1,100ドルかかるけど、とっても楽しかった。行ってよかった。また行きたい。
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