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【活動の経緯】ぼくがカンボジアに小学校を建設した理由と活動報告会について

投稿日:2016年5月9日 更新日:

先日、無事にカンボジアに建設した小学校の完成報告会が終了しました。

 

来てくれた人、ありがとう〜!

 

当日はしゅういちのサプライズムービーもあり、会場に来れなくてもみんなからのメッセージもらってすごい嬉しかったっす。

 

恥ずかしがり屋なので、なかなか思うように感情を出せなかったけど、感激してただけなんです。

 

やられました。

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当日、思うようにプロジェクターを使用できず、3年間の活動の様子や建設に至った経緯をお話できなかったので、もう一度まとめておこうと思います。





ぼくがカンボジアに小学校を建設するまでの経緯

初めてカンボジアを訪れるまでは高校教師を目指していた。

「なんでカンボジアなのか?」

「なんで小学校を建設しようと思ったのか?」

 

これは本当よく聞かれます。

 

だけど、残念ながらみんなが思っているほどの美談はなくて。

 

本当にたまたまというか、巡り合わせというか、そんな感じです。

 

2009年に大学を卒業したぼくは、高校教師を目指して静岡県で常勤講師として勤務していました。

 

勤務から4年経った2013年。

 

ぼくは一つのクレームをもらいました。

 

それは、生徒に正座をさせたこと。

 

当時、野球部のコーチをしてたんだけど、ぼくは指導の一環として子ども達に正座をさせました。

 

なんで正座させたかってストーリーまで書くと長すぎるので、そこは察していただき・・・。

 

ただひとつ言えるのは「怒り」の表現ではないってことです。

 

教育的愛情の表現を間違えたんです。

 

ですが、どんな理由であれ、長時間の正座は体罰になってしまうので・・・。

 

させたことは事実だったので、責任とって辞めることにしました。

 

さらには、教員採用試験もなかなか通らないし、何か人と違う経験をしようって思っていたところだったんです。

 

ほいだで、一旦仕事を離れて海外に行くことにしました。

 

初の単身海外がぼくの運命を変えた。

それまで海外旅行は行ったことありましたが、全部友人が手配してくれたり、職場のメンバーとツアーパックに申し込んで行ったりだったで、ほとんど海外旅行童貞に近かったんです。

 

初めての単身海外は、チケットの取り方、海外の空港での乗り継ぎとか、現地に着くまでにもいろんな挑戦がいっぱいありました。

 

そしてカンボジアに行って、現地NGOの小学校ボランティアに参加し、その後はインドで通称マザーテレサの家の死を待つ人の家(ニルマルヒダイ)で介助ボランティアをしました。

 

実は、両方とも最初の目的は教員採用試験での面接で話す内容と、日本とは違った文化を体験して日本での教育活動に活かすことだったんです。

 

行くまでの僕の現地の印象は「暗そう、汚そう、貧しそう」という先入観がいっぱいでした。

 

でも行ってみたら、思ってた通りのこともあるけど、想像していた以上のことの方がよっぽど多くて、なんだかこのまま帰国していいのかな〜なんて思うようにもなっていました。本当いつのまにか。

 

結局一度帰国をして、教員採用試験を受けたんですが、以前のような本気にもなれなくて結局フリーで生きていくことを決めました。

 

旅先で見たリアルを置き去りに出来ないのが正直な意見だったんです。

 

カンボジア再訪

一度帰国してから僕はまたカンボジアに行きました。

 

そこで今、出入りするようになったロンデン村と出会ったんですが、この村を含めて近くの村には小学校がなかったんです。

 

ロンデン村の近くには、タニ村とルサイ村って村もあります。

 

その周辺の村をまとめている、スローナル地区の地区長が村長達を集めて話をしてくれた。

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最初の声は、どこも小学校を建設して子ども達を通わせたいという願いだった。

 

実際に視察に行くと、タニ村に小学校を建設したらロンデンとルサイの子ども達も通いやすいような地理的条件だったで、タニのことを調べていました。

 

村長も同調してくれて「小学校を建ててほしい」というので、「よっしゃやるか!」ってなった。

 

だけども、その後話は二転三転しました。

 

タニ村の村長が、学校建設するなら「土地を買え」って言い出したんです。

 

あと、タニ村に建設したら他の村の子は通わせないって意地悪言い始めました。

 

そこまでしてタニ村にこだわる理由もないので、もう一度違う村を見に行った結果、小学校建設はロンデン村に決まりました。

 

ロンデンの村長のサイシーさんは、フットワークが軽く必要なことをサクサク進めてくれる。

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こういうコミュニティの中で共生していくには村長や地区長といった現地で力を持った人たちと、いかにうまくやっていくかが本当に大事だし、彼らの行動で村が大きく変わったりもします。

 

村長や地区長に恵まれてスムーズに進むことが多くなりました。

 

建設した学校にちゃんと通えるようにインフラを整える。

建設したのに子ども達が通学しない。

 

これが一番きついです。

 

そうならないように、前もって2つの対策をとりました。

 

1 水汲みに行かなくてもいいように井戸を掘る

一家に一台設置する予算はなかったので3〜4世帯で一つ使えるように井戸を掘った。

 

現在井戸は全部で5基。

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2 通学路を整備する

雨季になると冠水してしまう学校までの道を整備しようってことで通学路を設置。

 

男3人力を合わせて1ヶ月で終わらせた。

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Before!

 

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After!!!!!!!!

 

カンボジアに小学校を建設する理由

ぼくが初めて単身で海外に出た時感じたのは、食べるものがないとか、お金がないといった物質的・経済的貧困ではなく、課題解決のために必要な想像する力や行動する力が欠如した精神的貧困でした。

 

考える力とかってきっと教育があってこそ育むことができるし、間違った知識や誤った情報が偏った行動になってしまうのかなって考えました。

 

だから、学校がないことでどれだけの損失が出るかって考えたら、何か力になりたいと思ったんです。

 

「すごいね」とか言われますが、ぼく自身は全然大したことしていなくて、カンボジアでは小学校建設ってメジャーだし、特別なことなんて感じません。

 

建設に踏み切った理由は、300万円ほどのお金をかけたらたった一つの村の子どもたちだけでも教育を受ける機会ができるって思ったら断る理由なんてなかったんです。

 

300万が決して安いわけじゃないし、ぼくの支払った建設費用はクラウドファンディングを中心として支援者が出してくれたお金なんんですが、それでもそこになかったものができて、ぼくたちもそこに関わることができたらって考えたらぼくの心はワクワクしていました。

 

これは建設終わってから感じたことなんだけど、小学校ができたからといってぼくがカンボジアに何かを与えたわけではないです。

 

ご覧のように、世界情勢だって1mmも変わっていません。

 

活動を通じて、カンボジア人からは仕事中の笑顔と、人を喜ばすことの大切さを学びました。

 

みんな経済的に裕福じゃなかったとしても、笑顔で仕事していたり、ご飯食べてけって言ってくれたり、みんながみんな楽しそう生きていました。

 

もちろんしんどいことや、辛いことだってあるんだろうけど、まちがいなく笑顔の数は多かったです。

 

ぼくが与えてもらってばかりで、たくさん学ばせてもらった。

 

話を戻せば、学校建設した理由は「すごいこと」をしたかったわけでもないし、「カンボジアのために!」って意気込んでやったわけでもないです。

 

もともと興味があったことでもないです。

 

学校がない村があって、そこには学校に通いたい子ども達と、子ども達に学校に行ってほしいと願っている大人がいたという事実。

 

その事実を置き去りに出来ずに自分にできる何かを探して、やれることをやっただけです。

 

本当に理由はそれだけです。

 

 

自分一人じゃできないことがたくさんあって、助けてくれる人がもっとたくさんいてくれて、形になった学び舎。

 

やってよかったって本当に思います。

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動き出すのに大した理由なんていらないんだって思いました。

 

そこに覚悟があって、本気の想いがあって。

 

心が望んでいる方に踏み出せば、充実した日々が待っているってことを実感しました。

 

本当に大した理由なくてごめんなさいだけど、素直に書いてみました。

 

帰国して感じた「国際支援の意味」についても書いていますので、ぜひご覧ください。

関連記事:カンボジアに小学校を建設してみて思った国際支援の意味

 

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ここまでお読みいただきましてありがとうございます。 ぼくの書いた記事やぼく自身に興味を持っていただけましたら、ぜひ一度ぼくが大好きな国カンボジアへ遊びに来ませんか? 前もってご連絡いただけましたら、あなたのカンボジア滞在が快適なものになるようにお手伝いいたします。

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