こんにちは、北川勇介です。
ぼくは2018年から生活の拠点を本格的にカンボジアのシェムリアップに移して、現地で働きながら暮らしています。現地での活動はいくつかありますが、メインの仕事はブログ運営と動画の編集。これはコロナ前から完全にリモートで行なっています。
カンボジア国内では2021年2月頃からコロナの感染者数が急増し、4月以降は夜間外出禁止、酒類の販売禁止、居住エリア外への移動禁止など様々な制限が強化されました。6月現在も制限の一部は残ったままです。
このような環境下で、海外在住ノマドワーカーはどのような働き方や暮らし方をしているのか、コロナ禍と呼ばれる前と後でどのような変化があったのか、今後の生活はどうしていくのかについてまとめました。同じようなノマドワークをしている方や、今後の働き方について模索している方への参考になったら嬉しい。
コロナ禍での海外在住ノマドワーカーの働き方
既述の通りですが、ぼくのメインの仕事は
- ブログの運営
- 動画編集
がメインです。
ブログ運営
このブログを含む3つのブログサイトを運営しながら、他人のブログの立ち上げや運営のサポートを行なっています。
「ブログが仕事?どゆこと?」という方向けの記事も置いておきますので、ブログ運営に興味がある方はご覧ください。
動画編集
以前は動画編集代行を行なっていましたが、やめました。
現在はチームを作って共同のYouTubeチャンネルを運営しています。ぼくはそこの動画部門を担当。チャンネル開設からほぼ毎日一本の動画を制作しています。
おかげさまで先月チャンネル登録者が1000人を超え、収益化の審査も無事に通過しました。
コロナ禍でノマドワーカーの働き方はどう変わった?
変わったことと変わらないことをまとめます。
変わらないこと
基本的な働き方は変わりません。コロナだろうが業務は平常運行。コロナ禍と呼ばれる前から、完全リモートワークで完結しているので、ネット環境と電源さえあれば家から一歩も出なくても大丈夫。先月はロックダウンや自主隔離などがありましたが余裕。
変わったこと
コロナ禍によって変化したことです。
収入源のバランス
ブログで稼ぐと言っても稼ぐジャンルはいくつもあるのですが、旅行系の広告は大打撃を受けました。全世界から旅行という行事が消えまくったので、仕方がないですね。
逆を言うと出歩かなくなった人が増えたことで、自宅で過ごす人向けのコンテンツを用意したサイトは伸びたりしました。
このような事態に備えて「卵は一つのカゴに盛らない」という原則を守ってきたおかげで収入がゼロにならずに済みました。収入源はやはり、いくつも持っておくべきと痛感。これからも一つ一つは小さくてもいいので、収入源は増やしまくりたい。
制限の多い業種もダメージ
自分自身はノマドワークで片付くとしても、結局収入元となる事業が
- 対面のもの
- 場所に縛りのあるもの
- 在庫を抱えるもの
は難しいことが多くなりました。時間や場所にとらわれず、オンラインで解決する、ストックの必要がないビジネスは今後も強い。いくつかシフトチェンジが必要かなと思っています。
移動頻度も距離も激減
ノマドの醍醐味である移動が、気軽にできなくなったことも大きなダメージです。カンボジアに住みながら2ヶ月に一度は日本に帰ったり、その他の国へ出かけていたのも2019年が最後。
2021年6月現在、カンボジアへの入国は72時間以内の陰性証明と2,000ドルのデポジットと14日間の強制隔離もあるので、親の危篤レベルの事態がないと出国はしないかな、もし出国するなら家とかテナントとかを一回全部解約してしばらく戻らないつもりで出ることになるかなといった感じです。
その分、自分ができるお金の使い方で役に立てたら嬉しいなと思って、観光客を失った観光都市のホテルに宿泊して、リゾート気分を感じさせてもらったりしています。
日本でもリモートワークが当たり前になってきた
怪しいとレッテルを貼られ続けたノマド的な働き方やリモートワークを採用する企業が増えてきました。 これはとてもいい傾向だと思います。もっと好きな場所で働こう。
コロナによってノマドワーク的な働き方が一層求められる
コロナのパンデミックによって厳しい状況が続く職場や事業主の方も多いと思いますが、その反面で働き方が見直されてよかったという人もいるはずです。
職種によってはこれまで通り出勤しなくても「成果さえ上げてくれればどこで仕事してもいいよ」というスタイルの企業も増えたからです。
ノマドのメリット
世界のどこにいても、オンライン上でやりとりができて、在庫を抱える必要がない仕事ができるノマドワーカーは、これまでと変わらない働き方ができます。加えて支出を減らす工夫ができれば、なお余力を持って暮らすことができたり、浮いた資金で別の事業を展開したりもできます。
ただし既述の通りで働き方はノマドだとしても、キャッシュポイントとなるところがコロナによる影響を受けていると伸び悩みます。
どうやって働く?
ノマド的な働き方をしたいと思っても、どんなことをしたらいいのか、どうやって仕事を受けたりすればいいのかわからないと言う人もいるかと思うので、参考記事も書きました。
必要なスキルは?
リモートワークは意外と難しいので、チャット機能を使いこなせない人は効率が落ちたり、リモート会議で無駄な時間使ったり、家族同士の在宅ワークのストレスとか慣れるまでは大変な部分もありますが、慣れると最高。
ちなみに「自分の得意なことで人の役に立てそうな専門スキルがある」と言うのは前提です。未経験だけどノマド的に働きたいと言う人は、短期集中型オンラインスクールで学ぶことがおすすめ。テックアカデミーなら多様なコースが他よりも安い価格で用意されており、卒業生限定の求人も用意されていてすごい。スキルが高まるだけでなく仕事も見つけやすく、スクール代もすぐに取り返せます。無料体験もあるので安心。
とりあえずブログから始めよう
これまでの働き方では生活が厳しい人や収入面に不安がある人、副業を始めたいけど何から始めていいかわからない人、お小遣いレベルでもいいから少しでも収入を増やしたい人はブログを始めてみることをおすすめします。
カンボジアでは飲食店を経営しているのですが、コロナによって店舗の売り上げが伸び悩んでいるのはウチも同じです。しかし、「お客さんに食事をしてもらう」以外のキャッシュポイントを作っておいたおかげで、楽ではないけど悲観的にならず前向きに毎日を過ごせています。
収益化するためのブログの作り方を、画像付きで解説していますので見ながらやれば今日からブログを開設できる記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
ノマドワーカーになれない人
これはちょっと余談的ですが一応書きますと、過去にノマドワークをやっている人のことを否定したり見下したり馬鹿にした人は、今後ノマドワーカーにはなれません。他人を否定したことをやるということは、昔の自分を否定する生き方になるからです。
こういった経験から他人がやっていることを勝手に評価したりすると、後々人生の選択肢が減ってしまい、自分の首を締める結果となり不幸になりやすい。人生には他人のやっていることを評論したり、比較して羨んでいる暇なんかないので、どうやったら自分の人生がもっと良くなるのかを追求していきたい。
コロナ禍におけるノマドワーカーの働き方まとめ
ということでコロナ禍におけるノマドワーカーの働き方と、コロナ前後で働き方はどう変わったかについてまとめました。
「働き方」に大きな変化はなくても、扱う内容や業務が変わったりはしました。それでも場所にとらわれずに働けると言うスキルは、世界がこのような事態になる前から身につけておいてよかったと感じます。
今後世界はどうなっていくのかなんて元々誰にもわかりませんが、ますます不安定で先行きの見えない社会に変えられない自分であるために、収入源を確保したり働き方は随時見直していきたい。引きこもるのはいいのですが、これが当たり前の世の中にならないことを願います。旅行したい。
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