6月8日〜15日までの7泊8日でカンボジアのリゾート地、ロン島・ロンサレム島へ旅行をしてきました。この時期のカンボジアは雨季、7泊の内2泊は夜行バスなので空路ではなく陸路という旅程。これらを踏まえてパッキングされたカバンの中身を紹介します。
バックパック
今回のメインバックパックにはグレゴリーのコンパス40を選択。旅用のバックパックとして一番自分の使い勝手にフィットしそうと思って買ったものの、その直後からコロちゃんが世界中で暴れ回ってこれまで家で留守番していることが多かったやつです。
カンボジア旅行とは言っても普段カンボジアに暮らしているぼくらにとっては、国内旅行みたいなものなので、今年買ったグレゴリーとスイコックのコラボスナッチデイでミニマルに挑もうとも思いましたがカバンの中身の事情によって断念。その理由は後述します。
バックパックカバー
飛行機に預け入れるわけではないので、バックパックカバーはいらないかもと思いましたが、夜行バスで寝る時やボートで島へ渡る時、そして急なスコールの時には必要になるかもしれないと思ってカバンに詰めました。使ったのは往復の夜行バスと島間の移動の時だけですが、持っていってよかった。
コンパス40には専用のバックパックカバーが付属していません。これはぼくにとって初めてのグレゴリーのバックパック(Z40)の専用カバーが初回の預け入れで無くなってしまったことをきっかけに買って使っている別売りのカバー。10年ほど経つので、だいぶ年季が入ってきて裏地の加工などもボロくなってきましたが、旧ロゴなのでなるべく長く使えるようにしたい。
Oregonian Camperのセミハードケース
これはなかなか理解されない持ち物かもしれない。上記のコンパス40の中身のほとんどはこいつが占めています。先述のバックパック選びでスナッチデイではなくコンパス40にしたのはこのためです。
中身は写真の通りで、毎日家で飲んでいるお気に入りのコーヒー豆と地元掛川で買い付けてきた緑茶、そしてそれらを飲むためのドリッパーや急須、タンブラーを入れています。
コーヒーなんて旅先で買って飲めばいいじゃないか、と思うかもしれません。確かにそうなんですけど、コーヒーは自分で淹れるのが一番外さないと思っているので旅先でもいつもと変わらない一杯をいただくようにしました。
Cabeauのトラベルネックピロー
シェムリアップとシアヌークビルの往復は10時間超えの夜行バスになるので、トラベルピローも持っていきました。専用の収納ケースが付いているので、使わない時は写真のようにコンパクトにすることができるのがいい。
作業アイテム:14インチMacBook Proとガジェットポーチ
旅行とは言えど仕事道具は欠かさず持っていく1人ブラック企業っぷり。コンパス40の背の部分にはパソコンや書類を入れるのにぴったりな収納ポケットがあるのでMacBookの持ち運びも楽々。
今回は急に1泊だけ延泊することになりました。そのため、帰ってからやるつもりだった仕事も現地で着手。「旅行に来てまで仕事なんて…」と思う人もいるかもしれませんが、明日から仕事だから延泊できない(帰らないと仕事にならない)よりは、旅先で2時間くらい集中すればもう1日楽しめるというメリットにもなるのです。やりすぎてしまえばやっぱり旅の楽しみは半減するので、いつでもどこでも働けるというのは、強みでもあり弱みでもあります。
ただやっぱり、日差しの強い砂浜でMacBookを開くなんてぼくにはできない。壊れる気しかしないからです。ビーチでパソコン作業している写真を撮っている人たちは、壊れてもすぐに買いなおせる経済力があるからできるだろうか…。
ガジェットポーチはサンワダイレクトの薄型タイプを使っていますが、ガジェットポーチとは名ばかりで、ぼくの場合はこの中にほぼガジェットと呼ばれるものが入っていません。
理由としては、仕事に使うデータの保管先をクラウドストレージのDropbox Plusへと移行したことで、Transcendの外付けHDDを持ち歩かなくて良くなったから。その結果、必要なガジェットは大幅に削減できたので、このガジェットポーチにはスケジュール帳、パスポート、予備の現金、Kindle PaperWhiteなど細々したものをまとめています。
ガジェットはグレゴリーのベルトポーチに集約。今必要なガジェット類はRAV POWERのアダプタとType-Cケーブル、Cafeleの3in1ケーブル、MagicMouseと非常にコンパクト。これだけあれば仕事も支障なく、持ち歩く電子機器類の充電にも一切困ることはありません。
しかもこれらを使うためだけに、サンワダイレクトのガジェットポーチをいちいちカバンから取り出すという煩わしさからも解放されました。大変めでたい。
BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンQC45
ヘッドホンなんて大きくて煩わしい!と思っていた人間が、虜になってしまったBOSEのQC45。ここ2年くらいは動画制作を生業としているので、イヤホンないしはヘッドホンが必需品。BOSEのQC45のノイズキャンセリング機能のおかげで作業への没頭はもちろん、移動中のノイズもかき消してくれるのであらゆるストレスが軽減しました。
仕事道具へは迷わず課金すると、仕事の質が高まります。仕事の質が高まれば得られるものも増えるので、やはり仕事道具はいいものを選びたい。
衣類
衣類は無印良品のたためる仕分けケースに入る分だけにしました。常夏のリゾート地なので普段着る服はかさばらないのでこの中に収まる分十分と判断したからです。衣類の詳細は以下の通り。
- 半袖アロハ(1)
- ロンT(1)
- Tシャツ(4)
- 短パン(3)※内2枚は水着
- スウェットパンツ(1)
- パンツ(4)※内2枚は水着用インナー
また、上記以外にパタゴニアのクラウドリッジジャケットとコロンビアのポンチョを雨・風対策で持っていきましたが、晴天に恵まれすぎて出番はゼロでした。
靴は今回はChacoのサンダルのみ。歩きやすいので普段の移動はもちろん、浜辺、山の中、水の中と至る所で活躍してくれました。あなた最高。
TARO WORKSの折りたたみバケツ
持っていく衣類を増やさない工夫の一つが現地での洗濯です。今回は2〜3泊で移動するので、街のランドリーサービスより自分で手洗いする方が賢明と判断し持っていきました。
自立するほどの耐久性を保ちながら軽いしコンパクトに折りたためるので、旅行中に手洗いする人にはおすすめの一品。
アメニティポーチ
チャムスのポーチ。歯ブラシや歯磨き粉、ボディソープやBARTHのボディクリームなどを持参しました。メッシュポーチなので中身を確認しやすい。多少水気のあるものを入れても水分がこもらず衛生的なので大変気に入っています。
サブバッグ:NIKEのブラジリアンナップサック
よく「バックパック一個で旅」と聞いたりしますが、メインのバックパックだけで行くと、現地での外出がちょっと困ってしまう。毎回40Lのバックパックを持っていくのはダルいので、外出時の持ち物がポケットに入れる分だけに制限されてしまうからです。
そこで便利なのがナップサック。必要ない時は小さく折り畳んでおけるのに、現地に着いてから財布・iPhone・カメラだけ持って出かけたい時などにも便利。ボディバッグでもいいのですが、旅行中は大きな水を買ったり羽織るもの持ったりする機会も多いのでこのくらいのサイズ感がちょうどいい。
NIKEのブラジリアンナップサックは、外にファスナー付きポケットが一箇所、内部は仕切りで区切られた二層設計になっているのでとても使いやすい。この中には、ぼくのお出かけを楽しくしてくれる3種の神器を中心に入れていました。
7泊8日の島旅パッキングまとめ
今回はカンボジアのシアヌークビル(ロン島・ロンサレム島)への7泊8日の島旅の際のパッキングを紹介しました。ミニマルにすべきことと、多少荷物が増えてでも持つべきもののバランスを考えて、今後も楽しい旅になるパッキングを心がけていきたい。